2017年3月– date –
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一文物語アーカイブ
一文物語365 2016年2月集
【一文物語】 1 プラネタリウムで星々を見ていたら、突然轟音とともに宇宙が落ちてきた。 2 難破した老人はクジラに飲み込まれて腹の中で生活し、時折数十匹の魚が飲み... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2016年1月集
【一文物語】 1 誰かそちら側から年をあけていただけませんか。 2 早朝、一年の思いを固めるため、滝行を行っていると、意思を固めた誰かが落ちてきた。 3 家出した妻を... -
自分を生きる
2016年6月までの一年間の変化
2015年の起点から一年後に書いた記事。 2015年から2016年の一年は、大きく変化のあった年だった。 2015年時点で、自分が本を作るとは思ってもみなかったし、イベントに... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年12月集
【一文物語】 1 流れてきた死体の上で、カエルがゲロゲロと死者に代わって人生の極みを吐露している。 2 一国一城の主となった老人は、急階段で、忠誠を示す者らに持た... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年11月集
【一文物語】 1 夜、家に帰ると、部屋の鉢植えが倒れて土が散乱していて、植物たちが脱走を企てたようだか、一メートルも進まず失敗していた。 2 たとえ話しかしなかっ... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年10月集
【一文物語】 1 上に進むしかないハシゴを行列になって進んでいると、急病の女性を抱えて降りてくる男性たちとどかない人たちの間に交渉の余地はなく、時間に迫られ段を... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年9月集
【一文物語】 1 変色して心の奥底にこびりついて色あせたゴミを取り除くことも忘れることもできなかった彼女は、自らゴミ箱に飛び込んだ。 2 笛が鳴り、先生の全員集合... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年8月集
【一文物語】 1 ビビッと雷を受けて、立派に樹立した大木が、鬱蒼と生い茂る草むらの穴に倒れ入る。 2 男はまだ離れたくないと、目をうっとりさせながら手を振る彼女の... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年7月集
【一文物語】 1 自動販売機でお金が買える時代になり、投入口に自分の臓器を入れる輩も出るなか、新しい教えを布教させる資金が欲しかった彼は、投入口に教えを語りかけ... -
一文物語アーカイブ
一文物語365 2015年6月集
【一文物語】 1 ひとつだけ月に置いてあるイスに座ったものが、次の月の王となり、いつ地球人がやってくるか、月の裏側で宇宙人が観察している。 2 ぼけてしまった老人... -
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一文物語365 2015年5月集
【一文物語】 1 彼のエンドクレジットは、すぐに流れ終わった。 2 彼はこれから日々、どうやって生きていこうかという人生設計書を書き終えると、それが模範的な人生で... -
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一文物語365 2015年4月集
【一文物語】 1 かつて頂天を目指した男の銅像が、少しずつ高みに向かって伸びている。 2 特に食事中、少女の絵が描かれた額がカタカタと揺れる時があり、たいがい箸が...