2017年3月6日一文物語

虹のように涙を流す彼女と別れてから初めて迎えた夕立ちの降る時期に、一度も虹がかかることはなく、雲の向こうで悲しんではいないのだろうと、彼は傘を閉じた。

一文物語365 挿絵 傘

2017年3月6日一文物語より

一文物語365

一文物語日々集 タイトル 雲の向こう