ブラジル発アニメーション映画「父を探して」を鑑賞

アニメ映画「父を探して」

第88回アカデミー賞 長編アニメーション部門にノミネートした作品です。

アニメ映画「父を探して」

鑑賞後の印象は、なんとメッセージ性の強い映画だと感じた。主人公が父を探して、行く先々で社会的な問題を日常の描写として表現しています。

作品が出すメッセージに共感というよりは、メッセージを浴びせられた、極端に言えば自分が訴えられた側に立たされた感じでした。常々、頭ではわかったつもりでもどうしようもないところに、さぁ、君はどうすると言われているような印象です。

それだけ強い印象を受けたのは、セリフがなく、映像に集中させられたからかもしれません。一切、セリフや説明がなく、時には背景すらない真っ白なシーンに主人公が立っていることもあります。

まるで、映像を見て、頭の中で小説を読んでるような。逆かな?

絵は全編手描きで、優しいぬくもりを感じつつも、強烈なメッセージが隠されたアニメーションでした。

映画「父を探して」
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アニメ映画「父を探して」

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