2017年4月9日一文物語

失敗作

失敗作の絵を買い取る広告を見て、

歪んだ自画像の絵を買い取ってもらったら、

少しふっくらな気持ちになる程度の金額だったが、

売れたことに満足した彼は、

来たる夏、

古貴族廃屋のお化け屋敷に遊びに行くと、

先々で悲鳴が上がっていた湿った暗い廊下に差し掛かった時、

突然、飾られた絵画が落下してビックリしたが、

それが自身の自画像だったことにさらに驚愕した。

一文物語365 挿絵 落下した絵画

2017年4月9日一文物語より

この記事を書いた人

水島 一輝

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。

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