2017年5月20日一文物語

朽ちかかった廃墟がしっかり改装された廃墟カフェで、不気味な紅茶を頼んだら、カウンター奥から指を生やしたカップがテーブルを這って目の前までやって来て手をつかみ、なみなみとつがれた赤く染まった紅茶を飲み干すまで、その手を放してくれない。

一文物語365 挿絵 ティカップ

2017年5月20日一文物語より

一文物語365

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手製本「一文物語365 シリーズ」

一文で完結する物語集。それは、たった一文だけで広がる想像の世界。糸1本でかがったA7サイズの小さな本。




ABOUTこの記事をかいた人

水島 一輝

2013年6月より毎日一つ、一文だけで完結する一行小説を今も作り続けて、作品数は1,700本を越える。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。