一文物語365、5年半の更新を終えて、自分の新しい物語の旅が始まる!
2013年6月28日にスタートした一文物語365は、本日の更新を終え、5年半続きました一文物語は終了しました。
終わらせることを決めていた12月の下旬は、特にそわそわした日々でした。
あまり手がつけられず、一文物語以外に集中できませんでした。
本当に終えてしまっていいのだろうか。やめると言った以上、ひとまずやめるが、本当にいいのだろうか。
やめた後の自分があまり想像できず、先の見えない不安ばかりに悩まされていました。
でも、今日、最後の更新を終えてみて、それでいいんだと感じました。
2013作
2013日間、1日も欠くことなく、更新することができました。改めて、自分の置いた環境に感謝します。
2013日続いたので、一文物語365の作品数は、2013作。
この2013という数字が、一文物語を始めた2013年と強く重なる印象なのです。
そこにどんな意味があるかはわかりません。
始めた時に戻るということなのか、初心を忘れるなということなのか。
最初に戻るとしても、その時にはなかった2013作が、私の中にはあります。
5年半前の自分とは、少し違っています。
新しい物語の旅へ
小説を書くこと、小説を読むことは、ここではないどこかを旅することに似ていると感じています。
5年半の一文物語の旅は、自分を救う旅でもありました。
精神的に落ち込んだ状況でも一文物語だけは続き、今日まで導いてくれているように感じました。
だから、一文物語はその役目を終え、終わらせていいと思えました。
一文物語が終わることにそわそわし、やめることに不安も覚えましたが、それはまた新しい物語という旅の始まりなのだと思います。
不安とはいえ、心のどこかでワクワクしている自分もいるのです。
一文物語を書かない私は、一体何をするのだろうか。
一行一行に一文物語を込めて
一文物語を書いてきたことで、一行を、一文をどう書くか、やっとわかりました。
これからは、それを活かして、一文物語を書いてきた私らしい小説を書いていきたいと思います。
たくさんある一行が、一文物語であるかのように感じとれたら、それはきっと新しい一文物語かもしれません。
一文物語の終わりは、まだ見ぬ小説の物語と私自身の物語の旅の始まりです。
一文物語を応援していただき、ありがとうございました!
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