小説活動を一時休止
2022年12月の年の瀬に、小説活動を一時的に休止しようと思った。
年末時点で、90%くらいの決定だった。
年が明けて、執筆活動の休止を完全に決定した。いちおう一時的に。
2022年は、長編を完結させて、いくつかの次回作の構想、構成も練っていた。でも、十二月に入ってから小説活動への心境が変わりはじめた。
きっかけは、2つのことが同時に起こって、小説への意識が少しずつ変わっていった。
同時に起きた2つのこと
1.「向いていない」自分との向き合い
1つめは、「小説を書くことに向いていない」のではないか、という判断。
もともと「向き・不向き」関係なく、物語を書くなら「小説」という意識があった。
絵が描けていたら、絵や漫画で表現していたと思う。いっとき、映像にも挑戦していたこともあった。
残ったのが「小説」で表現すると言うことだった。そうする他なかったとも言える。
今思い返すと、「小説」にとり組めばとり組むほど、自分には「向いていない」ことを痛感していた。
具体的に「向いている」「向いていない」の明確な判断基準があるわけじゃない。それでも「小説」で表現するしかないと思ってやっていた。
正直、小説を書いていて「向いていない」と言うことと向き合わないことが苦しくなっていた。
執筆も楽ではないが、それ以上に自分の内なる声を無視することが苦しくなっていた。
それなら、一時的に休止して心境がどう変化していくのか試したくなった。
「小説」活動を休止しようと思えた。
2.「新しいこと」を始める
2つ目は、新しいことを始めたくなった。
新しいことを始めるには、今やっていることをやめる必要があった。
時間的な制約と気持ちの乗り方。新しいことに時間を割くには、今までやっていたことを減らされないと時間が回せない。
小説を書くにはそれなりに時間かかる。そして、気持ち的にも乗り気ではなくなっていた。
小説活動を休止すれば、新しいことを始められる時間、気持ちの余裕も生まれる。
なにより新しく始めたいことに気持ちが向いているので、それを大事にしたかった。
同時に起きた意味
この2つのことは、ほぼ同時に起こった。
どちらかが、少し先だった気もするけどわからない。
どちらか1つだけだったら、小説活動は休止してないかもしれない。どちらも並行してやっていたかもしれない。
しかし、これらは同時に起こった。
両方を並行してやらないために起きたようにも思う。
おわりに
小説活動を一時的に休止します。
あくまで一時的で、戻ってくると思います。ただそれがいつになるかはわからない。
新しくやりたいことを始めて、すぐに飽きてまた小説を書き始めるかもしれない。
きっと小説活動を再開するときには、今までとは違った視点で新しい観点で、小説を書いていくんだろう。
成長した自分であると信じて、そのときにまた。