2017年6月25日一文物語あとがき 朝と髪の毛の個人的方程式
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今日の一文物語は、朝起きての驚きを。
目次
着想
今朝、今日の一文物語とは全然関係ない内容で、驚きというかビックリしたことがありました。
それじゃぁ、朝起きて驚くようなことを、と思い、考えた今日の一文物語。
いつものようにインターネットで、画像を流し見していると、髪の長い後ろ姿の女性が写った写真を見かけました。
朝と髪の毛が合わさる内容は、
自分の中では髪の毛が結ばれる一択。
そう思ってしまったのは、飯田茂実さんの一文物語集の影響です。
一文物語集の中に、髪の毛が結ばれる作品があります。
全然、違った意図で結ばれているのですが、その強い印象もあったと思います。
別の展開
今日は、不思議さが残る光景で終わらせました。これで納得はしています。
別の展開も考えていました。
髪の毛が伸びた女性が羨ましくて、髪がなくなった男性たちから、どうやったらそんなに伸びるのか問い合わせに迫られる展開。
薬を使ったのか、引っ張り伸ばしたのか、聞かれて困る女性を描こうとも思ったのですが、やめました。
先日、コントでも見ているのかと思わせるような女性の叫び声が、一日中テレビで流れていることがありました。
テレビを見なきゃ良かったわけではありますが、どうも一方的な非難めいた言葉の暴力というのは、心が削られます。自分が言われているわけではないのに。
それとこれとが、一文物語とは関係はないのですが、思いついた別展開の話は、その印象もあってか、取り下げました。
もし、書いていたら、いつか読み返した時に、この時のことを思い返すだろうと思ったので、思い出したくないことをわざわざ書き残そうとも思いません。