一文物語アーカイブ– category –
一文物語365一文物語アーカイブ
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一文物語弐天零[2.010]ほっこりんすバスタイム
一文物語2.0 2020年10月 2020年10月31日更新 一文物語 ほっこりんすバスタイム 本作は、バスタイムのように、ふと想像してほっこりできるテーマの一文物語集。 1 広がっ... -
一文物語365 2017年1月集
一文物語 1 酉が卵を運び落としていき、パカーンと今年が生まれ始まった。 2 やさしい声、伸ばした手、人のぬくもりが届かなかった者の苦しみで凍った世界の空が、初日... -
一文物語365 2017年2月集
一文物語 1 旦那とは宇宙で出会い、淡いピンク色のドレスをまとった花嫁の結婚式で、終始宇宙服に身を包み顔を出さない旦那は、地球人じゃないという疑惑が式中、作られ... -
一文物語365 2017年5月集
一文物語 1 世の時計は、針が取り外されてただの文字盤だけが残り、ガラス板の中のデジタル表示もただの数字の羅列となり、成果はいますぐ出されるので、時間は必要なく... -
一文物語365 2015年4月集
一文物語 1 かつて頂天を目指した男の銅像が、少しずつ高みに向かって伸びている。 2 特に食事中、少女の絵が描かれた額がカタカタと揺れる時があり、たいがい箸が転が... -
一文物語365 2017年6月集
一文物語 1 雨の日、ボウリングで一球目を投げて二本サイドに残してしまい、どう倒そうか考えているところに、球が戻ってきたが、ぐっしょり濡れて出てきた。 2 晴れの... -
一文物語365 2015年9月集
一文物語 1 変色して心の奥底にこびりついて色あせたゴミを取り除くことも忘れることもできなかった彼女は、自らゴミ箱に飛び込んだ。 2 笛が鳴り、先生の全員集合の声... -
一文物語弐天零[2.009]/一連文物語 探検幽霊屋敷
一文物語2.0 2020年9月 一連文物語 探検幽霊屋敷 本作は、一文で完結しつつ、続きもののように読める一文物語 1.全く遊べなかった夏の終わりかけに少年たちは、誰もい... -
一文物語365 2015年12月集
一文物語 1 流れてきた死体の上で、カエルがゲロゲロと死者に代わって人生の極みを吐露している。 2 一国一城の主となった老人は、急階段で、忠誠を示す者らに持たせた... -
一文物語365 2016年1月集
一文物語 1 誰かそちら側から年をあけていただけませんか。 2 早朝、一年の思いを固めるため、滝行を行っていると、意思を固めた誰かが落ちてきた。 3 家出した妻を追い... -
一文物語365 2017年12月集
一文物語 1 隣に住む魔女が大事にしていた壺を割ってしまった少年は、透明になる魔法をかけられたまま、魔女に死なれてしまった。 2 瓢箪出勤となった未来では、名前を... -
一文物語365 2015年2月集
一文物語 1 放課後、体育倉庫に来て欲しいと隣クラスの女子に呼ばれて、身の危険を感じつつも、恋心の予感を想像して行ってみると、重ね積まれたマットの上で狐が一匹笑...