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水島一輝
小説家・ブロガー
当サイト『水輝亭』を運営している水島一輝(みずしー)です。

フリーランス/Webデザイナー・オンラインショップ運営経験/東京都在住

2018年末までの5年半、毎日一つ、一行だけで完結する一文物語を作り続けていました。
現在、当サイトでファンタジー小説を連載しています。

想像力が人生を豊かにするがモットー!
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一文物語弐天零[2.007]/一連文物語サボテンデイズ

目次

一文物語2.0 2020年7月

一連文物語 サボテンデイズ

本作は、一文で完結しつつ、続きもののように読める一文物語

彼女が仕事から帰ってくると、観葉植物たちが部屋から逃亡を謀ろうとしたのか、血を流すかのごとく土をこぼして鉢ごとバタバタ倒れていたが、葉や茎に無数の針が刺さっていて、唯一いなくなっていたサボテンによる刺殺事件の幕が上がる。

町のあちこちで、植物にあるような細い針で刺される事件が多発し、みんな困っていたが、一部の人たちは肩こりが治って喜んでいた。

行方を捜している張り紙を貼ったら、植物が歩いていなくなるわけがない、などと中傷と辛辣な言葉が心にチクチクと刺さって、彼女の胸は痛んでいる。

約束は破っていないが、中には破った者もいるようだったが、殺傷性の言葉を生んだ者たちは針千本を飲まされたり、指先を針で刺されたり、それでも自分は悪くないと自覚がない。

紫陽花の花びらをまとって身を隠しているサボテン。

蝶が雨宿りするために止まった紫陽花の花びらで身を隠していたサボテンは、ゆっくりと前を通過するカタツムリに、何してるの、と言わんばかりに目玉を近づけられて動けずにいる目の前を、サボテンを探す女が通過して行った。

花屋では、その町で動き回っているという植物の噂話で持ちきりで、自分もひと目見たく、早く買われて花屋を出ようと、他にない可憐な花を咲かせてみせるも、頑張りすぎて早く枯れてしまうものが続出している。

噛み砕かれてはいけないと、針を引っ込めて大人しくしているサボテンは、犬に咥えられて、裏路地から連れ去られている。

夜中中も大切なものを探し回って見つからず、雨と涙が混じって見上げる朝の虹。

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