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手の平サイズに収まるA7サイズの小さなノートを糸1本で紙をかがり、作っていきます!(定員5名)

2017年6月16日一文物語あとがき-答えのない苦しみをともに

一文物語あとがき タイトル 待ち人

今日の一文物語は、綿あめから連想しました。

着想

2日ほど前に、綿あめが写った写真をたまたま見て、綿あめから物語が作れないかと思いました。

最初に追いついたのは、お祭りのシーンだったり、浴衣をきた少女が綿あめを持つシチュエーションでした。

少女がその綿あめを持って、誰かを待つイメージはありましたが、それ以上なかなかイメージを膨らませることができませんでした。

そこで、誰かを待つ待ち合わせシーンに固定して、綿あめとつなげようと考えました。

もし、綿あめを持っているのが年を重ねた人なら、逆に印象的ではないか。
いや、綿あめを持つ老婦、というイメージが強く出てきました。

そして、待ち人を登場させず、そこを想像させてしまえ、という形にしました。

印象と答えのない苦しみ

綿あめを持つ少女は、容易に想像できたのですが、ほのぼのしすぎていて、それ以上なにも考えつきませんでした。

あまり組み合わさらないだろう、綿あめと老婦。

思いついた瞬間に、頭から離れない強い描写になると感じました。

では、なぜに、綿あめを持っているのか、待ち合わせの目印にしていたら、いったいどんな人を待っているのか、考えたら楽しくなりすぎて、考えすぎて、逆に苦しくなってしまいました。

やってくる人は、どんな人なのだろうか。
結論が出ませんでした。

なら、この気持ちを物語に落とし込んでしまえと。

結論を出さないまま、その一部だけをはっきり描こうと思い、今日の一文物語になりました。

綿あめを持つ老婦が待っていた人とは、いったいどんな人だったんだろうか。

2017年6月16日一文物語

2017.06.16
一文物語あとがき タイトル 待ち人




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年6月より毎日、一文だけで完結する一文物語を現在も作り続けて、作品数は1,400本を越える。映像系専門学校を卒業後、システムエンジニア、Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。長編ファンタジー小説を執筆中。また糸かがり手製本による製本および作品販売を行っている。