2017年6月19日一文物語あとがき-簡素過ぎても
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今日の一文物語は、ぽっと湧いた一言から生まれた。
目次
着想
「その目玉、待ってー。」
最初、頭に浮かんだその一言で終わらそうと考えていた。
短くて、シンプルでいいなぁと思って、少し寝かせた。
次第に、これだけでは寂しい気持ちになってきた。
もう少し、状況を描きたいと欲が出た。
視点
セリフ一言では、かなり簡素で、インパクトに欠ける気もしていた。状況がいまいちわからない。
逆にそのほうが、一文物語として想像しがいがあるのかもしれないが、それにしてもやっぱり粗雑だと思った。
目玉がどうしてそうなったのかを付け加えることにして、視点を外へと持っていくことにした。
個人的には、三人称で描くのが好きである。客観的に見れるのがいいと思っている。
映画館で、スクリーンに写る映像を見ているような。
あまり雰囲気は書かず、その出来事のみをストレートに書くだけにしている。
ホラーなのか、ギャグなのか、読む人によって捉え方は変わるだろうと考えている。
もしかしたら、読んでいる場所の雰囲気で、印象も変わるかもしれないとも思っている。
一文物語については、少し現実ではないようなあるようなところを描いていきたい。
解釈も自由で、どう想像したのか、どう思ったのか、話せたらとても楽しいだろうと思う。
いつか、一文物語お話し会などを開いて、想像して思ったことを聞かせてもらったら、楽しいだろうなと想像している。