9/12〜10/7 Pinocchio展に参加します!

9月12日(水)〜10月7日(日)まで、東京・初台にあるMOTOYA Book・Cafe・Galleryにて、ピノッキオをテーマにした12人の作家の作品展に、小説を出展します!詳細はこちらから。

2017年6月22日一文物語あとがき-引っかかる言葉

一文物語あとがき タイトル 落書き

今日の一文物語は、日常にある風景から。

着想

落書きの一文を作る前に、別の物語を考えていたのですが、まだ自分の中で噛み砕くことができていないと思って、ゼロから考え直していました。

頭に浮かんできたのは、ウォーキング中に見るどなたかのお家の壁の落書き。

いたずらの落書きではなく、その家の子供さんの落書きです。

抽象的ではあるのですが、見ていてほっこりして、いつも通り過ぎます。

日にちが立つと、
絵が増えていたり、
壁から道路に広がっていたり、
楽しみにしているところでもあります。

それが翌日に、何もなくなっていたら、と思って、
その絵はどこへ行ってしまったのか、想像して、今日の一文物語が生まれました。

引っかかる言葉を入れる

とはいえ、落書きが現実世界に飛び出して、悪さをするなんて話はこれに限らず、よくあるお話かなと思います。

二番煎じになってしまいますが、それでも、どこか違いを出さなければならないと考えています。

同じ内容にしても、書き手によって表現方法が違えば、面白さも出ますし。

 

今日の一文物語では、読んでいて引っかかるような言葉を入れてみました。

  • がきんちょ
  • 人様んち
  • へんてこ
  • まっさら

これら4つは、自分の中で引っかかる響きになるな、思っています。

がきんちょ、は、子どもたちと置き換えてもいいのですが、がきんちょの持つイメージが落書きの絵を連想させるかなと考えました。

普通の一文物語の表現とは違った言葉を使って、少しポップな感じにしています。

重厚感ある想像世界というよりは、軽さのある空想を狙っています。

 

自分が見た壁の落書きを、物語として書きたかったんだなと思います。

 

最後に、挿絵も落書き風に描いたつもりですが、いざ落書きを描こうと思うと難しかった。

子どもたちの柔和な想像力が羨ましい。

2017年6月22日一文物語

2017.06.22
一文物語あとがき タイトル 落書き



minneで手製本販売中!
ポケットに入る宇宙の万華鏡 上 ckip-2018-vol.1

一文で完結する物語集最新作。2018年1月〜4月の一文物語。手の平サイズの小さな本。




ABOUTこの記事をかいた人

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。