2017年6月24日一文物語あとがき ボツにした今日の一文と挿絵
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今日の一文物語は、ロボットが入れ墨を入れに来たら、です。
目次
着想
いつものように、インターネットで写真を流し見していて、ふと、入れ墨を入れているところの外国の写真が一瞬、目に止まりました。
その瞬間は、何も思わなかったのですが、別の写真を見ているはずなのに、先刻に見た入れ墨の写真が頭から離れず、むしろ頭に焼きついていました。
今日は、これを書け、とでも言われているのだと感じました。
とはいえ、入れ墨を入れる話って?
入れ墨をいろいろ理由はあるのでしょうけど、ファッションだったり、記念だったり……。
思い浮かんだのは、消えないという利点。
その利点が浮かんだ時、記憶をなくしたらどうしようと思うロボットも同時に浮かびました。
そして、ロボットが記憶を何か形に残したいと、思ったらどうかと。
ボツにした今日の一文と挿絵
アップした物語が出来上がる前に、ひとつロボットと入れ墨で作っていました。
今では装甲パーツの交換が推奨され、ロボットに入れ墨を入れることが禁止になる以前に、火花を散らしながら彫り終わったロボットが動かなくなったことがあり、中の線を切られてしまっていた。
あまりにも説明調すぎて、あと長いし、想像が広がらないと思って、やめました。
一文物語が出来上がったはいいが、挿絵をどうしようか、こっちの方が悩んだ。
回路を絵にしましたが、ロボットが記憶を残すためにどんな入れ墨を入れるだろうか。
それを具体的に物語に書くべきかも悩んだところでもありました。
ボツにした内容も、説明しすぎるのも一文物語としては面白みがないと思い、今日は思い切って、具体性をなくしたものにしました。