2017年6月30日一文物語あとがき 一区切りをつける今日
今日の一文物語は、扉が開く、開いた先を書きたかった。
目次
着想
今日は、タイトルにも書きましたが、一文物語に大きな区切りとなる最後の日。
少し、いやかなり特別感を持たせたかった。
一文物語視点になってしまうが、4周年を迎え、一つまた先へ進みたい気持ちを込めた。
そこで、扉という言葉が心に出てきた。きっと、扉を開けてその先にはまだ道がある、という展開が見えた。
それを普通に書いては面白くない。一文物語と掛け合わせたいと思った。
一文物語を始めた時は、当然まっさらで何もない。そこから、真っ白な部屋を一文一文、一文物語で埋めていくイメージをした。
そして、今日、その中の「扉」という字のドアが開いて、真っ白で何もなかった部屋から出られるようになった。
でも、その先には……。
文字の星々
扉をベースに考えた当初は、後半の終わりのことはまったく考えられていなかった。
普段は、あまり個人的な気持ちを入れないのですが、今日は入れてもいいかなと思っていました。
ただ、それをどう言葉にするかまでは自分でもわかっていません。
中盤の扉を開くところまで書いたら、その後の文は自然と書き終えていた。
自分でも思ってもいなかった言葉「文字の星々」。
一通り今日の一文物語を作り終えて、何度か読み直している時に、これから先も自分で輝かせたい文字を探したいんだと思いました。
いつか誰かの心に光を灯せるような原石を探し、ずっと磨いて生きたいんだと。
明日からは、少し違った場所で、またその原石を探し、磨きにいく。
その腕を磨く場所を求めていたんだと思う。
この一文物語が好きだから、そうしたい。