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一文物語にプロットはあってないような、箇条書きから生まれる2018年6月15日一文物語のあとがき

ポケットに入る宇宙の一文散系のあとがき 箇条書き

突如姿を現した目の見えない少女が吹く笛の音に、耳を奪われて目をつむり、いつの間にか音も少女の姿も消えていて、ただ、その少女のぼんやりとした姿だけが奪われた心と入れ替わりに残っている。

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2018年6月15日の一文物語は、作り出すのにいつになく時間がかかってしまいました。

2時間ほどでしょうか。ただ、読者にとっては、作家が悩んでいる時間は、関係ありません。

本作は、オチにどう持っていくか、自分が決断できなかったに過ぎませんでした。

一文にプロットはあってないような、箇条書きから生まれる

少し前に、一文物語の作り方を聞かれたことがありました。

プロット(あらすじ)はあるんですか、と聞かれました。

一文なので、短い上に、プロットがそのまま一文物語になってしまうこともあります。

でも、そういうことはあまり多くはなく、ほとんどは使用する言葉や展開を箇条書きにしてから作り始めることが多いです。

例えば、本作の場合、最初のインスピレーションで下の箇条書きを書きました。

  • 目隠し
  • 少女
  • 笛を吹く

ただ、これだけでは冒頭までしか作れませんでした。

しかし、笛の音に耳を奪われて、と書き進めたことで、次のアイデアが出てきました。

目の見えない少女が、音を聞いた人の目を奪うという怪談じみた展開も浮かんだのですが、そうすることは簡単ですが、心象に残るようなイメージもあったので、そちらを書いてみました。

悩んで、新しい展開を作る

いつもなら15分から30分、長くても1時間くらいで一文物語を作ります。

今回のように2時間考え込むことは、珍しいことです。

今まで作ってきた経験から、少なからず一文物語のパターンや文章展開、リズムがあるので、それに当てはめて作ることも多々あります。

でも、今回長く悩んで、今までとは違う新しい一文物語の形を一つ生むことができました。

悩んで書けない自分をダメだと思うこともありますが、悩んだ結果に新しいものが生まれることも、一文物語を作り続けてきて知っています。

毎日、その時にならないと、どんな一文が出来上がるのかわかりません。

それが毎日、新作を作る楽しみでもあります。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。