「クラフトインターネット」はネット宇宙につくる自分の星になろう
「クラフトインターネット」なる言葉を知った。
「自前のインターネット」的なざっくりとした意味ととらえている。公式な言葉ではなく、これからのインターネットは、そんなインターネットもあってもいいのではないかと話されている話だ。
最初、この記事を読んで、漠然と同じようなことを考えている人がいたと嬉しくなった。
巨大に用意されたプラットフォームの中で、自由に泳いでいるようで、溺れている。
SNSをはじめとした最近のインターネットが苦しいと、ちょうど思っていて、「クラフトインターネット」で活動するのもアリだなと本格的に思えた。
ネット上の自分の庭で、好きに作物を育てたっていいし、建物を建てたっていい。
それらを周囲に少しは見てもらいたいが、別に見てもらえなくても、自分の自由な庭ならあるだけで気持ちが落ち着く。
今のところ、このブログが自分の庭になる。少し前から、小説の個人サイトを作りたいと構築を進めているところだ。
小説投稿サイトにアップしてきたが、どうもサービスに持っていかれている感じが強く感じている。自分が書いた小説なのだが、自分のものでない気がしてならない。
その延長線上で、SNSもプラットフォームの中で投稿しても、自分の発言なのだが、発言させられている感があって合わない。
そもそもSNSやテキストチャット系も自分には合わないと強く思う。距離が近すぎるような気もしている。
それで、個人サイトや自分の庭なるところでインターネットしていこうと思っていたところに、「クラフトインターネット」なる言葉を知った。
先の記事からいくつかの記事につながっていく。
どの記事もおもしろかった。
Fediverseで、自分の庭とそれに対応する誰かの庭やSNSとつなげられるのはすごくおもしろい。
「クラフトインターネット」に夢すらあるように思えた。本当の意味で、自由につなげていくインターネットがそこにはありそうだ。
ただし、自分でつなげていかなければならない。でなければ、辺境のネット宇宙に取り残されてしまうが、そうなるのも自由だ。
「クラフトインターネット」は、宇宙につくった自分の星であり、他の星や銀河をつなぐ宇宙船のようだ。