先日、「じんちを尽くす」という言葉を書こうと思って、「じんち」の字がわからなかった。
手元にあった紙の辞書で調べて「陣地」ではないことくらいはわかっていたのだが、「人知」の例文に自分が使いたい用例がなかった。
最終的には「人知/人智」と調べてわかったのだが、結局Google先生に聞いたわけだ。
そこで思ったのが、もっとスムーズに辞書を引くことはできないかと。
紙の辞書で引いて、PCで検索する。ましてや電子辞書やスマホアプリもあったりする。
キーボードで入力している最中に、紙の辞書を持ち出すのは手間でもあったり、Web検索だと信頼度を見極める必要はあるし、どれも一長一短だと思い、何かよい辞書はないのだろうか。
目次
三省堂ウェブディクショナリー
http://www.sanseido.net/Tokusetu.aspx
PCのキーボード入力なら、Web辞書を使うのはありだ。
月額250円の有料会員なら、20種類近くの辞書を串刺しで調べることができる。
コピペもできる。スマホからでもアクセス可能。
でも、類義語辞典が入ってない。
オフラインだと当然使えない。
ATOK
入力支援ツールで有名。
推測変換、校正支援、辞典検索も文章入力時に行うことができる。
言葉を入力する人たちにとっては、変換が賢いのは良いし、素早く思った言葉を入力できるのは魅力的。
プレミアムプランなら月額476円(税抜き)から使用できるATOK Passportというものができたようだ。
https://www.justmyshop.com/products/atok_passport/
電子辞書
電子辞書を私は使ったことがない。使う時期を逃したというか、ほとんど紙の辞書を使っていたので、学生時代は必要ではなかった。
値段もイイ分、数々の辞典が収まっている。
串刺し検索もできるし、オフラインで使用できるのもいい。
ただ、キーボードは、ローマ字入力のみか。今だと、音声認識してくれる?
紙の辞書
持ち運び、印字できる量は電子に比べるとデメリットになる。
しかし、目で目的の言葉以外も無意識に見ているところに、変な安心感がある。
未知の言葉との遭遇もあるかもと心の何処かで期待してしまっているせいでもある。
更新頻度は低いし、買い替えにもそこそこお金がかかる。
あまり多くの数は所有できないかな。
まとめ
ざっと調べて思ったことは、手元で調べたいものは、紙として持つ。
必要な情報が載っていそうなものは、Webや電子辞書で調べる、というのがいいのかもしれない。
結局は、使い所をどう自分で見極めて使っていくか、と気づいた。
今のところ、類義語辞典は、紙の辞書を使用する。
ずらりと並ぶ中から探せるのは、紙が一番ではないのかと思った。
それ以外は、電子辞書でもありかなと。
調べていて、面白いまとめをみつけた。
時代は動いているんだなと実感する内容でした。
「紙の辞書はもう死にました」&ツイッターの反応 – Togetterまとめ
https://togetter.com/li/1047838