Notionをやっとメモアプリとして使う。タグライブラリー思想を導入した。
「Notion」を使いはじめて2年以上。ようやくメモアプリとして使う気になった。
「Notion」は、無料のメモウェブサービス。メモアプリとはいえ、データベース機能をベースに、タスク管理やドキュメント作成、ウェブページの公開までできてしまう。
なんでもできるがゆえに、情報をどう整理していいか迷いながら使っていた。「ライフログ」や「読書記録」、「ウェブクリップ」をメインに形式を決めた記録場所としてなら使えている。
しかし、なんでもメモできるメモアプリとしての整理方法を決めきれずにいました。
「Evernote」、「Google Keep」、Apple純正の「メモ」アプリ、ノートに手書きと使ってきて、ここしばらくはApple純正の「メモ」アプリにメモしてきました。それでもどこか「Notion」から情報が離れてしまっている気がしてなりません。
「Notion」に記録したものをApple純正「メモ」には移行できない。「Notion」に記録したものが複雑すぎるためだ。なんとかして、単純なメモも「Notion」にメモできないか考えるようになりました。
そこで「タグライブラリー」という手法を知り、「Notion」に導入。これでメモを1カ所に記録することができるようになった。きっかけはこの動画。
データベースはたったの2つ。「タグ」と「メモ」用。2つのデータベースをリレーションさせて、「メモ」用データベースにメモしていく。メモしたものそれぞれに「タグ」をつけて情報分けする思想。
もうひとつ参考になった考え方は、こちらのnote。
すでにあるデータベースを「タグ」のデータベースとリレーションさせることで、「タグ」から逆引きしていく。もともとあるデータベースに大きく手を入れることなく、活用できる。
これらをヒントにして、「タグライブラリー」と「メモ」用のデータベースを作成。「タグ」は「タグ」で、どう整理するか考える必要が出てくるけど、ひとまず「Inbox」思想に乗っとって、あとから整理すればいいと思ってる。
今までメモっぽく使っていた情報を「メモ」用データベースに移行。ちまちまコピペ上等だけど、Move to
コマンドで簡単にデータベースを移動できた。これで、別々になっていたメモ情報が、1つのデータベースにおさめられてスッキリ〜!
「タグ」にToDo
やプロジェクト名
タグを作り、「日付」プロパティーと連動させて、タスクやスケジュール管理もできるようにした。「メモ」データも「ダッシュボード」ページに組みこむことで一覧で見ることができるようになった。
ここ2年ほどで「Notion」機能がどんどん進化してくれたことで、柔軟な表示を可能にしてくれた。自分がそれを使いこなせなかっただけではあるのだが。
あと、入力や表示、検索結果の表示のモッサリ感もなくなって、以前よりストレスなく使えるようになっていた。パソコンからスマホからの操作が楽になった。それもあって、メインのメモアプリとして使いたくなっていたのです。
Notionユーザーが作成したテンプレートをいくつか使ってきて、Notionの使い方や表示方法も学んできたこともあり、やっと自分でも使えるようになってきた。今回、こうして「タグライブラリー」思想を導入したことで、やっと「Notion」の中を整理できてメモアプリとして使えるようになった。ありがとう!