慣れてしまってはもうそれはトレーニングではない。四年続く一文物語を鍛え直す。

トレーニングする女性

「慣れたらもうトレーニングじゃない」、室伏広治から学ぶ自分を超えていく力 | 染谷昌利公式ブログ 

という記事を読んだ。

「トレーニングっていうのは、反復すると効果があるっていう風に思うじゃないですか、現に筋肉としては反復したほうが、つくかもしれないですけどでも、運動としてはちょっと厳しいと思うんです。慣れてしまったら、それはもうトレーニングとは言わない。反復しないようにするにはどうしたらいいか、ってことで毎回違うパターンにしてる、自分が読めないようにする、で、慣れてしまったらもうトレーニングだと僕は言わないようにしてるぐらい。慣れたら練習じゃない、出来てるんですから、練習じゃないじゃないですか、だから慣れないほうがいいんですよ」

ちょうど今、慣れてきてしまっていることがあり、新しい刺激が欲しいことがあった。

目次

一文物語

4年ほど毎日、日課になっている一文物語だ。毎日、一文だけ、の物語。

2017年9月現在、4年目に入ってから少し緊張感がなくなっている。

どんな状況であっても、15分も考えれば、話は作ることができる。

ただ、新作として本当に自分が面白いかと振り返ってみると、それが少なくなっている。

始めたきっかけ

長編小説を書くには、長い時間かかるし、早く新作を書きたいと思った時があった。

そこで、短い文、一文だけの物語を毎日書けば、毎日新作を書けると思った。

それを始めたのが、2013年の6月末。

ネタは、ふた月で尽きてしまい、日々ネタを出すことに苦労していた時期もあったが、それにも慣れ、毎日書く時にだけ考えるようにしている。

ネットや本を読んで、インスピレーションを得ていたが、最近そのインスピレーションも弱くなってきている。

最初の頃のワクワクや緊張感はどこへやら。

きっと新しいステップに来ているのではないかと思っている時に、ブログ記事を読み、一文物語の新しいトレーニングを考えようと思った。

新しい一文物語へのトレーニング案

忘れてはいけないこと

たとえトレーニングだとしても、物語を作るに際し、忘れてはいけないことがある。

毎日新作を作ることに、ワクワクするということだ。

ただ、苦しいだけで物語を書いたところで、自分も読んでくれる人も面白くない。

トレーニングテーマ

  • こことは違う世界、世界観を見せる
  • 想像力に負荷をかける

ただ、負荷をかけて苦しくなって続かなくなっては意味がない。

楽しく負荷がかけられたら面白い。

また、ブログ記事では、別の角度からトレーニングの重要性が語られている。

身体の癒着を取るトレーニングも重要だ。
わかりやすい例が、手の小指だけを曲げようとすると、薬指も曲がってしまうことがある。これが癒着である。これを意識して小指だけ曲げるように集中すれば、癒着を取る訓練となる。

~中略~

癒着を取る訓練をしていると、歳を重ねても身体感覚が鋭敏になり、身体の部位を自由に動かすことができる。私は背骨の一つ一つを動かすこともできる。余分な動きがなくなれば疲労が蓄積しにくくなり、ケガの予防にもなると考えられている。

普段考えている思考とは、違ったことをしてみる必要もあるはず。

慣れがあるから、出来上がった方法論ばかりに頼りがちになってしまっている気がする。もし、その方法論が一つだけでなく、二つ、三つあったら、より様々の一文物語を作っていくことができると思う。

そこで思い浮かんだトレーニング案

暗い話が多いので、明るい話を意識する。
ハッピーになれるような物語を目指す。

時間制限を設けてみる。10分以内にとか?
昼まではない、いつもと違う時間帯に作ってみる。

一文物語ストーリーモード。連作にしてみる。

星新一さんのショートショートのように、N氏みたいに特定の人を出してみる。

制作環境面

一文物語は、最初からキーボードで打って作っているので、手書きしてみる。
ペンだけではなく、筆で書いてみる。

制作する場所を変えてみる。
基本的には、自宅の部屋で作っているので、外に出て作ってみる。
違う場所で書いた時、アイデアの出方が違うことはわかっている。
そう、旅しながら書いてみたい。

一文物語の言語を作ってみる。(一体誰が読めるのかw)

まとめ

当面は、暗い話が多いので、明るい話を意識して作っていくことにする。

自分でも明るい話は少ないと感じていて、たぶん苦手意識があると思っている。

読んでハッピーになれるような物語をテーマに作って行こうと思います。

トレーニングする女性




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年6月より毎日、一文だけで完結する一文物語を現在も作り続けて、作品数は1,400本を越える。映像系専門学校を卒業後、システムエンジニア、Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。長編ファンタジー小説を執筆中。また糸かがり手製本による製本および作品販売を行っている。