「あいうら」女子高生たちの日常5分アニメ!さくっと見応えある美しくも笑える作品!
多くのテレビアニメ1話の時間は、約30分です。実際には、オープニング、エンディング入れて24、5分の構成になっています。
1話で完結する作品はあまりありません。そのため、12話や26話の構成になることがほとんどです。
見切るにはそれなり時間がかかります。そこで、
- さくっと見たいという人には、5分アニメがおすすめ!
- 1話が5分!
- 12話あっても、たった1時間で見れてしまう!
そんな5分アニメの「あいうら」をご紹介します!
噛み合わない、それが楽しい。女子高生たちの日常。
アニメ「あいうら」は、女子高生3人の学校生活や日常風景を描いたギャグアニメ。
物語要素とギャグ要素は、半々。とはいえ、本作は一切の手抜きがありません。
可愛らしいキャラクターデザインと水彩風のやわからな背景美術、丁寧なアニメーションの動きが不自然さをなくして、安心して見ることができます。
間のとり方、映像の演出も5分という短い時間の中にぎゅーっと詰め込まれていて、気づけば自然と笑っています。
食べながら、飲みながら、「あいうら」を見ると、吹いてしまうかもしれないので、注意が必要です。
背景美術の見応え
画面全体を支える背景がとても美しいです。一時停止して見て欲しいほどです。
アニメ「あいうら」の背景が、見るべきポイントでもあります。
水彩風のやわからな絵が、ほんわかした世界観を構築しています。
ゆっくりとながれる女子高生たちの日常の時間を表現しているかのようです。
キャラクターを邪魔せず、彼女たちが素朴に日常を過ごしていることを教えてくれています。
裏テーマは「脚」なのか?
とにかく「脚」へのこだわりが強いように思える「あいうら」。
パッケージを見ても、キャラの足が目立って見えます。右のキャラの膝にフレアが入り込んでいる演出からもわかりますね。
そして、オープニングテーマがなぜか、「カニ」をテーマにしています。
その意図は、まったく説明されていない。歌詞も「カニカニ」とばかり叫ばれていて、カニしか印象に残りません。
なぜ、オープニングがカニなのか。
思うに、この作品が「脚」を見るための作品だからではないかと。
カニの醍醐味といえば、「脚」。
「脚」を見てくれと訴えているのではないかと推測しますが、真意はわかりません。
衝撃的な音楽と演出で構成されたオープニングは、一度見たら忘れないでしょう。
そして、デフォルメされた可愛いキャラクターが描かれているので、飛ばさずに見て欲しいところ。
本編ストレート再生機能
ぜひ、ブルーレイで見てもらいたい。
きれいな背景と丁寧なアニメーションをテレビの大画面で見ていただきたいのが1つ。
もう1つ、5分アニメだと、オープニングとエンディングがすぐにやってきてしまうのが難点。いちいち飛ばしたいと思うとわずらわしいこともあります。
ブルーレイディスクには、本編ストレート再生機能がついています。
オープニング・エンディングをカットして、本編だけを見ることができる機能です。
サクッと、本編だけを楽しみたい場合は、本編ストレート再生機能を使うと良いです。
ただし、スタッフクレジットが、本編の中に組み込まれてしまっているため、カットはできません。
そこは「あいうら」ならではの本編演出として、楽しんでもらえればいいなと思います。
キャスト・スタッフ
声と歌に魂を注ぐ声優と、世界を構築するスタッフ
キャスト
天谷奏香:中島唯
岩沢彩生:飯田友子
上原歩子:田村奈央
簗瀬芽依:佐倉綾音
天谷颯太:花守ゆみり
山下先生:内山夕実
若月先生:田村ゆかり
松野先生:杉田智和
スタッフ
原作:茶麻
監督・脚本:中村亮介
キャラクターデザイン:細居美恵子
美術監督:金子英俊
色彩設計:茂木孝浩
撮影監督:五十嵐慎一
編集:肥田 文
音響監督:清水洋史
音響制作:東北新社
音楽:村井秀清
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:LIDENFILMS
まとめ
5分アニメ「あいうら」は、5分にアニメの面白さ、見応えのつまったギャグアニメです。
サクッと、高品質なギャグアニメを見たい方には、オススメの作品です。
ちなみに、本作の監督・中村亮介さんの演出は、他作品でも目立ちます。他作品でも、スタッフクレジットを見てみるのも面白いですよ。