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音の振動が体に伝わる。アニメ映画「BLAME!」を立川シネマシティの爆音上映で鑑賞。
2017年5月20日から公開されたアニメ映画「BLAME!」(ブラム)を見てきました。
友達に誘わさて、原作漫画も読まず予備知識ないまま本作を見ました。
友達から事前に、SFで様々な設定があり、ストーリーもなかなか理解するのが難しいと聞いていました。
何も知らないまま見て、どこまで理解できるか、自分を試してみたいと思いつつ期待して見ました。
見終わって、とにかくわかりやすく物語も映像も、そして音も全部楽しめました!
弐瓶勉さん原作「BLAME!」
原作漫画の1巻、Kindleで今なら無料で読めます!
弐瓶勉の傑作SF! カバーは新たに描き下ろし! 極限まで発達したインターネット世界。探索者・霧亥(キリイ)は「統治局への再アクセス」を可能にするために何千フロアも超構造体を放浪し、「感染前」の「ネット端末遺伝子」を求める。
Amazon商品紹介より
主人公はあまり喋りません。
たんたんと広大で道なき都市を進んでいく中で、都市を支配する統治局のロボットと激しい戦闘が繰り返される。
主人公の持つ全てを貫通する銃「重力子放射線射出装置」が、とてつもない破壊力。
映画では、どう表現されるのか、期待されるシーンとのことでした。
エンターテイメントSF映画「BLAME!」
立川シネマシティにあったキャラクターのパネル
難解な名称や設定は、セリフや映像でしっかりと説明されていてとてもわかり易かった。
物語も次から次へと進んでいく展開に、すきがなく、最初から最後まであっという間に見終わった印象でした。
一緒に見た友達も、かなり楽しめていた様子で、「あの原作をこんなエンターテイメントにまとめてくるなんて」と、内容には非常に満足していました。
とくに、世界観を構築する背景がとても描かされていて、薄暗い増殖していく都市の世界を堪能することができました。
背景描写の描き込みは、原作漫画も細かくて圧倒されます。
肝心の主人公の持つ全てを貫通する銃「重力子放射線射出装置」の表現も、発射の瞬間から爆発が終わるまで、この映画館が吹き飛ぶんじゃないかくらいの音響でした。
スクリーンから銃口から射出された光が、出てくんじゃないかと思うくらい迫力ある映像でもありました。
立川の「シネマシティ」という映画館では、極上爆音上映という音響にかなりこだわった演出で映画を見ることができました。
ただ音が大きくしたのではなく、作品の音響監督の立ち会いのもと調整された理想の音響で聞くことができます。
セリフも音楽も、細かな音もしっかり聞くこともできます。
ヘルメットをかぶった状態でのセリフも、狭く閉鎖された中での響き具合も伝わってきて、緊張感あるシーンの声には手に汗握るほどでした。
迫力あるアクションシーンはもとより、機械に支配された未来で生きる人々の人間模様なども楽しめ、最後まで気の抜けず、緊張感をもって楽した作品でした。