オススメアニメ「とある科学の超電磁砲」能力レベル別けされた学生生活で、真の友情に能力のレベルは関係ない。アクション・エフェクト作画に注目・学園都市能力バトルアニメ!
もし、自分に超能力があるとしたら、それはどんな能力なのだろうか、と小さい頃に想像したことがあります。
眠っている能力を目覚めさせる学校があったとしたら、行っていただろうか。
そんな学校がある町を舞台にしたアニメが「とある科学の超電磁砲」。
超能力開発を目的とした学校が集められた学園都市で、中学生の女の子たちの友情と能力を利用しようとする大人たちとの戦いを描く作品。
能力を駆使したり、能力に悩み、能力とは関係なく友情を深める中学生の女の子たちが活躍する物語。
とある科学の超電磁砲
物語
共通の知人を通して、レベル0からレベル5の能力を持った少女たちが仲良くなるところから始まります。
学園都市に7人しかいないレベル5の一人の主人公御坂美琴を中心に、未だ能力に目覚めない友達、レベルアップを図りたい少女たち、それぞれの悩みを描きながら物語が進んでいきます。
レベルが高ければ高いなり、またその逆の葛藤も細かく描かれています。
努力なしでレベルアップする都市伝説の話が出てきたりするのは、案外、視聴者への社会的メッセージ性が含まれているようにも感じられるほど。
ストーリーは、能力の特性を上手く折り混ぜた日常が、学園都市で違和感なく描かれ、登場人物が絶え間なく動いて進んでいくので、途中で見飽きてしまうことはありません。
また、アニメ特有の中盤に水着回というものもあったりします。
本作では、学園都市ならではのシチュエーションで描かれるところは、水着回といえどストーリーとしてしっかり作られている。
アニメーションとしての見どころ
ロケーション:東京都立川市・多摩センター付近
作品の舞台となる学園都市は実在の町をモデルにしています。主に、東京都立川市と多摩センター付近をもとに描かれています。
アニメファンが、アニメで描かれたそのシーンを実際に見て回る聖地巡礼の地でもあります。
本作を見終えたら、シーンを探しに出かけてみるとのも面白いです。
作画の見どころ:アクション・エフェクト作画
キャラクターデザインも可愛く描かれているだけではありません。
レールガンは、能力を使ったバトルシーンも見どころです。
激しいアクションシーンに爆発や電撃攻撃、煙、といった特殊効果の描写にも注視して欲しい作品です。
それだけアクションにも力を入れているため、スタッフクレジットを見ていると、アクション作監やエフェクト作画といった名称でスタッフ名が記載される回があります。
アクションやエフェクトだけを専門に描いたアニメーターさんです。
これらを表記する作品は、そう多くありません。エンディングもぜひ、飛ばさずに担当名を見ていくのも面白いです。
主人公の能力である超電磁砲や電撃攻撃、バトルシーンの細かいところも注目して見てください。
音楽の使いどころ
各シーンの緊張感や興奮を演出する音楽の使い方も良い作品です。
主人公が決意して、仲間の思いを受けて止めて戦いに挑むところで、主題歌が流れたりするのは、ぐっと心にくるものを感じつつ、演出の格好良さも見てとれます。
キャスト・スタッフ
声と歌に魂を注ぐ声優と、世界を構築するスタッフ
キャスト
御坂美琴:佐藤利奈
白井黒子:新井里美
初春飾利:豊崎愛生
佐天涙子:伊藤かな恵
上条当麻:阿部敦
スタッフ
原作:鎌池和馬 + 冬川基
監督:長井龍雪
シリーズ構成:水上清資
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監修:田中雄一
アニメーションサブキャラクターデザイン:冷水由紀絵
メカデザイン:明貴美加
アクション作監:椛島洋介
プロップデザイン:阿部望、常木志伸、高瀬健一
美術監督:黒田友範
色彩設計:安藤智美
撮影監督:福世晋吾
編集:西山茂
音響監督:明田川仁
音楽:I’ve sound/井内舞子
アニメーション制作 – J.C.STAFF
アニメ「とある科学の超電磁砲」まとめ
第1期:とある科学の超電磁砲 24話
第2期:とある科学の超電磁砲S 24話
ボリュームの多い作品ですが、クオリティーの高い作画と、最後まで楽しめるストーリーに満足できます!
また、第3期の制作も決定し、放送が待ち遠しです。