2回目は最前列で、アニメ映画「BLAME!」を立川シネマシティの爆音上映で堪能。
2017年5月20日から公開されたアニメ映画「BLAME」(ブラム)」を2回目の鑑賞。
上映期間延長ということもあってか、入場特典のポストカードをいただきました。
1回目の感想の記事はこちら。
2回目は、最前列で、音、そのものもを楽しんできました!
音響的最前列のメリット
なぜに、最前列で音を楽しむかというと、立川シネマシティの映画館のウーファースピーカーの数が多いため、重低音の響が圧倒的なのです。
劇中に「重力子放射線射出装置」という銃が登場して、あらゆるものを貫通するエネルギー体の発砲、いや発射音と爆発が凄まじい。
それこそ、爆発シーンで天井が落ちてくるんじゃないか、建物が崩れるんじゃないかぐらい響き、振動もすごいです。
映画のシーンの中に入った感じでした。
中間席や後方席では感じられないくらい、振動を体で感じることができました。
没入感的最前列のメリット
また、この作品は、登場人物の視点カットが多くあるため、最前列でスクリーンを見ていると、本当に登場人物の視点に立って映画の世界を見ているように感じました。
VRの経験がないので、わかりませんが、それに近いのかもしれないと感じました。
映画は、スクリーン隅々まで堪能したい派でもありましたが、今回の経験で価値観がかわりました。
最前列中央でスクリーンを見ていたのですが、当然全体を見渡すことができません。
正面中央を見ていると、特に左右の端が、視界に入ってきません。
より自分の視点で映画の世界を見ることになるな、と感じました。
左右を見るには、視線を動かなければならないため、映画の世界の中にいるように感じられました。
最前列のデメリット
映画館のスクリーンと座席の配置構造によるかもしれませんが、最前列だとスクリーンを見上げるため、やや首や腰に負担がかかる。
またその疲労感も嫌いじゃないんですけど。
もう1点。最前列にいると、音の奥行き感、音の流れを感じにくい。
とくにサラウンド効果音が最前列だと感じにくい。
前方から後方に移動する音が、斜め上にあるスクリーンから自分の頭上を通り過ぎて行くように感じられるため、音から少し離れているように感じられました。
音の中心にいるように感じるには、真ん中、もしくは少し前方くらいの方が、自分としては気持ちいいなと思いました。
まとめ
自宅で映画を見る時代になっていますが、ここまで音を体感できるのはなかなか自宅ではできません。
映画館ならではの、音の楽しみ方を一度味わってしまうと、自宅で映画を見ると、やはり物足りなくなってしまいます。
もう一度、見たい、音を感じたいと思わせてくれる素敵な映画と映画館です!