Web連載小説– category –
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第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-7.消える火 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き 食事は、固形物に水を一滴垂らすと、瞬時にパンのようなものに変わった。栄養の塊がお腹に溜まるだけの物。 夜は、腐死蝶()が活発化する。翌日、昼になっても... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-6.大罪の償い [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き ミズホがインボルクの浄火を完全に制御できなかったことで、地表が砂漠化し、腐死蝶()を生んだ。島をリセットできず、大罪を犯したミズホは、島と汚染水の管理... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-5.ピラミッド島の真実 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き ほとりはミズホに連れられ、ピラミッドの中階層へ。 砂漠化する前の島の模型があり、研究の資料が散らばっていた。化学で他の物質から水を作る研究や実験が行わ... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-4.黒のスカーフ [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き 瓶に水を入れ終わった帰り道、ほとりは、壁の火の原理を聞いた。マノンは、ピラミッドの水機構を利用して、汚染水から油を抽出したものだった。 そして、ほとり... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-3.ピラミッドの水 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き ほとりが島に来た理由やインボルク計画の話をすると、ミズホは表情を曇らせ、眠ってしまう。 用事を頼まれたマノンとともにほとりは、ピラミッド内を降下してい... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-2.死にきれない蝶人 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き 砂漠の中から現れた腐死蝶が、ほとりたちに襲いかかる。とっさに出現したほとりの水の羽が守ってくれた。その羽に触れた腐死蝶が悲痛な叫び声をあげる。 助けに... -
第3章 ピラミッド島の腐死蝶
3-1.砂漠のウトピアクア [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き 岩のゲートをくぐった先は、砂漠の大地。 砂漠の丘の先に見えたピラミッドへ向かうほとりの頭上を蝶人が通り過ぎて、ほとりはあとを追う。 ピラミッドの影で休ん... -
第2章 バックウェーブ・サーカス団の蝶々
2-13.歓迎 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き 夜のセリカ・ガルテンに戻ってきたほとりたちは、明日架とツバメに出迎えられた。ささやかな遅い食事で、帰還のお祝いとララの歓迎会が行われた。 予言の子とし... -
第2章 バックウェーブ・サーカス団の蝶々
2-12.三人で帰還 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
キャプション ララとともにサーカス小屋を飛び出たほとりは、ユーリとともにゲートを目指す。 川の上で待っていた本当の島主である老年の蝶人から、蝶人がいない理想水... -
第2章 バックウェーブ・サーカス団の蝶々
2-11.蝶人の説得 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き ほとりの羽は、羽ばたかなかった。しかし、ほとりを水のように包み込んで、無傷でステージに着地した。 そして、ほとりはマルコをサーカス団から連れ出すために... -
第2章 バックウェーブ・サーカス団の蝶々
2-10.飛ぶ決意 [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き ほとりがミクロスに連れて行かれたところは、ステージの上の宙づりにされた通路だった。公演中に、マルコを連れて逃げろと言う。 ほとりは、通路の先端に立たさ... -
第2章 バックウェーブ・サーカス団の蝶々
2-9.理想のかたち [小説 理想水郷ウトピアクアの蝶]
前書き そこに現れたミクロスは、ほとりが再び戻ってくる算段をつけていて、マルコを連れ出す準備をしていたと言う。 予言の子に託すミクロスの思いにほとりは……。 ミク...