私が物語を書く理由は、誰かと旅するために

旅のアイテム

話をしている時に、物語を書く、もしくは作る理由の話になった。

記事タイトルには「誰かと旅するために」と書いたが、本当のところやりたい理由なんていらないのではないかと思う。

もし、必要なら、やりたいから、それで十分だ。

しかししかし、思い当たる理由のようなものもある。

目次

ここではない世界を想像するのが好き

子供の頃。たぶん、小学生の頃だ。

母がお風呂に入っている時、フィギュアを使って一人遊びをしていた。

そのフィギュアは、お菓子についてくるドラゴンボールのキャラクターたち。関節が動かせたりするやつ。

ドラゴンボール全盛期なこともあり、フィギュアを使って自分だけの物語を展開させていた。

当時は、戦闘場面ばかりをやっていた。それこそ技名とかもオリジナルのものを作ってみたり。

よくは覚えていないが、戦闘前後にもそれなりの理由を考えて戦わせていたと思う。

これをしている時が何より楽しかった。

実際に、物語を創作し始めたのは、中学生の終わりくらいからだった。

物語を書くことが、自分を生きること

5年くらい前に小説を書いた時は、もっと社会に渦を起こしたいとか、いかに強いメッセージ性が出せるかとか、それこそ承認欲求があった。

でも、それではダメだった。

文章力や技術なども足りていなかったけど……。

私が自分を生きていなかった。

自分が生きるには、想像世界が必要だった。

自分が生きて、進んで行く物語を作りたかった。

私の想像がお金になる

ゲスい話。

想像がお金になったら……。

2年半くらい前に、物語を作ったり小説を書くことに関して、想像だけで作られたものは、気持ち悪いと言われたことがある。

現実的であれということなのか、説得力を出すための経験が必要だという意味だったのかわからない。その人にとって「想像」とは、良くない印象を受けた。

私にとって、生涯で自分を引き裂く一番の言葉だった。

ならば、その気持ち悪い想像をお金にしよう、と思った。

現実世界ではない世界を描いてやろうと。

でも、今はもうそんなムキにはなっていない。

だって、実現してまうのだから。

未来の誰かと旅するために

小説は、ここではないどこかに私を連れて行ってくれる。

小説には物語の旅支度がされていて、一緒に旅をしてくれる人を待っている印象がある。

今度は、私がその旅を用意して、誰かと旅をして、旅路を楽みたい。

この記事を書いた人

水島 一輝

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。

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