Hulu実写版「十角館の殺人」原作の雰囲気がしっかり出ている!(ネタバレなし)

ミステリー小説「十角館の殺人」著:綾辻行人の表紙

2024年3月22日から「Huluフールー」で配信がスタートした実写版「十角館の殺人」を見ました!

ミズシー

「館シリーズ」のファンですが、どっぷり映像の中にひきこまれて、抜け出せずにいます!

小説やマンガの実写化となると、昨今、いろいろ話題になりますが、実写版「十角館の殺人」は原作の雰囲気をくみ取って作られていました。

ストーリーも原作のままに近く、最後まで原作を思い返すようにワクワクしながら見ることができました。

実写化されて、原作の雰囲気が映像になった感動を残しておきます。

ナニをネタバレとするかにもよりますが、「犯人」や「トリック」、「ストーリー」、「最後の一行」については語っていません

目次

原作の雰囲気がしっかり出ている!

小説「十角館の殺人」が、まさに映像になっていました。

設定も原作の時代になっていて、全編、原作時代設定に統一されていました。衣装や小道具なども、当時の雰囲気がしっかり伝わってきていました。

映像としての雰囲気もそうですが、ストーリー展開の速度も原作に流れに近いスピードだったと感じました。

必要な部分がしっかり描かれている印象を受けました。映画のように2時間でおさめる話ではなく、5話分になっているので、原作をあますことなく描ききってくれています。

原作の雰囲気が感じられたからこそ、映像の中に引きこまれました。

十角館が具現化されている!

メインの舞台となる館「十角館」。

外観から館の中の雰囲気も再現されていました。文字から読み取った自分の空想が、目の前に現れた感じです。

「実際にあったら、こうなのだろう」が、そのまま見ることができました。

館の中に登場するさまざまな小道具や、「十角館」にまつわるエピーソードからかもし出される空気感も、映像をとおして感じることができた。

登場人物も特徴が出ていてイイ!

登場人物全員が、ミステリー好きの憎たらしい性格が出ていましたね!

原作小説で感じていた以上に、俳優さんをとおしてキャラクターの性格がにじみ出ているのがすごく印象的でした。

登場人物が会話をし、アクションを起こすたびに、各キャラのクセにニヤニヤさせられていました。

個人的には、島田さんのイメージが少し違ったかなと思えましたが、ストーリーが進むにつれて、この島田さんもイイと思えました。

なんせ、クセが強すぎる。原作以上のクセがあるのでは?

オリジナル展開、設定変更点もあるがイイ!

原作そのままかというと、違っているところもありました。

当然、カットされたり、統合されている部分、原作にはない部分もありましたが、違和感はなかった。

映像で短時間で、作品を分厚くする内容になっていたと思います。自然な感じで組みこまれていたと思えました。

だから、私はオリジナル展開や設定変更にも違和感を覚えませんでした。

まとめ

映像化不可能と言われていた「十角館の殺人」が、想像以上の形で映像化されていました。

「最後の一行」や「トリック」を映像でどう表現しているのかは、見てのお楽しみ。実写版「十角館の殺人」を見ることが、ネタバレです。

「実写版を見てから原作を読む」か、「原作を読んでから実写版を見る」か?

どちらからでも楽しめる作品です!

このまま原作小説の続編も映像化に期待したいな!

ミステリー小説「十角館の殺人」著:綾辻行人の表紙

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