M3 2017春の戦利品は、ファンタジー系の曲が多くそろった
2017年4月30日に開催された「M3」に行ってきました。
「M3」は、音系・メディアミックス同人即売会で、プロ・アマチュア問わずのイベント。
今回も、好きなアーティストの新譜を手に入れることができました。新しく好きになった音楽とも出会うことができました。
この手のイベントは、クリエイターと直接話ができるところも良いですね。直接、曲の感想などを伝えることもできますしね。
今回、手に入れた戦利品をご紹介。
旋律テレパシー/あまふわんしぃ
「M3」初出展から応援させてもらっているサークル。
前作までのバンド曲から一転、今作はバイオリンとアンティークがテーマ。バイオリンも実際に引いてもらっているとのこと。
音色ががらりと変わっても、あまふわんしぃの世界観はそのままなのが素敵。
音楽と小説のコラボレーション作品の今作。小説の構成の中で、本曲の歌詞が織り込まれていた。
小説を読みながら、その世界で奏でられる曲を実際に聞く。この体験は、面白い発想だな思いました。
今回は、SONOCAでの音楽ダウンロード。ダウンロードによる音楽配信でも、その価値は変わらないです!
EMPTY DREAM/iaitokyo
現代の東京と並行して存在するパラレルワールドのセカイ「トウキョウパラドックス」をテーマにした作品の第3弾。
スチームパンクの香りを漂わせつつ、落ち着いた音色がファンタジー世界に誘ってくれる。
本作には、絵本のようなブックレットもセットなっていた。
トウキョウパラドックスで、鳥の頭のマスクをかぶった人たちの物語を音楽とともに追う。
AIのための6つの感情曲 special preview C/Hello1103
「AIが最初に獲得する感情は何か」をテーマにした作品で、6つあるうちの「好悪」「恒常性」が収められた作品。
電子音なのだが、感情が伝わってくる。音楽の力は凄い。
ただ、自分にとっては感情という気持ちが強く響いてくるためか、聞いていてちょっとつらい。
前作、「Mouseion」という図書館を舞台にした物語調の作品で好きになった。
こちらも電子的な音楽なのだが、奥行きと壮大性が表現されている。
ライブでも演奏していただけたらと思い、ブースでそのことを伝えてしまった。
WONDERLAND/Symphonic City
「ファンタジーオーケストラサウンドトラック」ということで、何も考えずに手にしてしまった。
「WONDERLAND」
-ふと気づくと少女は魔法の世界におりました-
壮大で不思議でわくわくする
お話のはじまりはじまり…
「FANTASIA」
Symphonic Cityが今までに制作した、壮大なファンタジー楽曲を集めたアルバム。
sputnik sunrise/tokyo babel
今回の「M3」で新たに出会ったアーティスト「tokyo babel」。
多岐に渡る言語・ジャンルの楽曲や映像を製作しながらも、その中のどの部分においても、常にtokyo babelの世界観を一貫して感じられるスタイルをとっています。
1stフルアルバム「sputnik sunrise」は、一曲一曲、まったく音楽テイストが違うのに、一個点なる核が感じられる。
ギターは生音の録音とお話を聞かせてもらった。その他、声を除けば打ち込みでの表現とのこと。
音楽を聞いているとそんな風には聞こえない。
音の深みや奥行き、重み、広がりを感じられる。
少しダークで独特な世界観がカッコイイ。
tokyo babel Webサイト