第二十六回文学フリマ東京に出店します!

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長編小説「キュー」は、スマホでしか読めない新しい読書体験ができる純文学小説

連載小説「キュー」上田岳弘

スマートフォンで読む純文学、上田岳弘さんの小説「キュー」をご紹介。

電子書籍ではなく、スマートフォンで読めるWeb小説作品なのですが、面白い試みとなっている作品です。

まだ、最初の方しか読めてはいないのですが、それでも新しい読書体験ができる作品だなと感じました。

目次

純文学の体験を再設計する企画

純文学を再設計するプロジェクトチーム

Q純文学の新しい体験を創造するために、Yahoo! JAPAN、文芸誌『新潮』、Takramが、スマートフォン上での「読みやすさ」を追求。作家・上田岳弘の描く世界観に深く潜り、誰もがスマートフォンを手にする時代にふさわしい、純文学に触れる豊かさ、読む体験そのものを再設計することに挑戦した。作品世界を深めるジェネレーティブアートや、小説「キュー」にまつわるインタラクション機能によって、これまでにない読書体験を提供していく。

新時代Web文学表現をしてみたい私には、とても興味ある内容です。

スマートフォンでしか読めない

Webと文芸誌で読める作品にはなっていますが、WebはスマートフォンのWebブラウザでしか読めない仕組みになっています。

Web小説というと、小説投稿サイトが有名ですが、そのどれにも属さず、ブラウザ上でオリジナルの表示方法で読むことができます。

長編小説「キュー」スマートフォン表示画面

Web小説でありながら、紙の本と同じような縦書きの固定レイアウトです。
テキストを選ぼうとしてもできませんでした。

上下にスライドさせることで、ページを移動できます。

実は、8インチのタブレット端末でも読むことができました。

長編小説「キュー」タブレット表示画面

ブラウザの画面が大きいと、文字数も多く表示されます。
タブレット端末サイズなら読めるのでしょうか。

シンギュラリティを迎える世界での純文学

小説の内容自体も、シンギュラリティ(特異点)を迎える未来のお話です。

SFかと思わせる設定ではあるのですが、読み始めてみると、とても身近な世界から描き出されているので、おそらく圧倒されることはないかと思います。

純文学作品ではあるのですが、思ったほどとっつきにくさや文章表現も難しいとは感じていません。

物語がどう進んでいくのか、とても楽しみです。

まとめ

スマートフォンでしか読めない純文学という試み自体に、私は面白さを感じています。

まだ連載中ですので、読み進めて参りたいと思います。

「キュー」特設Webサイトはこちらから
上田岳弘の長編『キュー』を読む – Yahoo! JAPAN

「キュー」配信に合わせて、作者上田さんのインタビュー記事もあります。この企画への思いや、Webや本での文学について語られています。

小説家・上田岳弘さんに聞く――文学✕テクノロジー✕シンギュラリティ « マガジン航[kɔː]

連載小説「キュー」上田岳弘



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ABOUTこの記事をかいた人

水島 一輝

2013年6月より毎日一つ、一文だけで完結する一行小説を今も作り続けて、作品数は1,700本を越える。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。