小説執筆環境(アプリや道具)の移り変わり
小説を執筆するときに使ってきた道具やアプリの移り変わり。
1997〜2000年
ノートに手書き
まだ学生時代。手で書くのがてっとり早かった。
カラーのペンを使って、インクが減っていくのを楽しんでいた。
ワープロはあったけど、それで執筆しようとか印刷するとか、なにも考えていなかった。
2001〜2014年
- 原稿用紙で執筆
- 「Word」に入力
やはりペンで書いていた。インクの減りを見ながら執筆量の満足感を得ていた。
原稿用紙に書いた文章を「Word」に打ち直す。
この期間は、小説を書かないタイミングもあった。
小説の執筆を再開するあたって、直接「Word」に執筆するようにもなる。
2015〜2017年
テキストエディター「Hagoromo」をメインで執筆
「Hagoromo」は動作が軽くて、柔軟性のあるエディター。
縦書き、原稿用紙モードもある。でも、ずっと横書きで書いてきているので、縦書きにして書くことはほとんどない。
「Word」は、文字数が多くなると動作が重くなって乗り換えた。レイアウト用に「Word」を使うようになる。
またこの頃から「Evernote」で、プロットや設定、キャラをまとめるようにしていた。
2017〜2021年
Scrivener(Ver.2〜3)
「Scrivener」は、執筆統合環境アプリ。
プロットやキャラクター設定、資料、本文にいたるまで、1ファイルにすべてをまとめておけるエディター。
「Scrivener」ひとつあれば、作品管理と執筆を1アプリで行える。
話数が多い作品だと、本文ファイルがいくつもできて管理や内容を確認するのが手間になる。それが「Scrivener」で解決した。
海外製アプリだけど、日本語表示できて、もちろん日本語入力ができる。
2022年1月〜10月
テキストエディター「Visual Studio code(VScode)」で執筆
「VScode」は、プログラム、コーディングアプリ。
プラグイン「Novel Writer」を導入することで、小説執筆環境がよりよくなる。
日本語を品詞で色分けしてくれたり、縦書きプレビューもできて、執筆環境がグレードアップする。
作品管理は「Scrivener」。本文データも「Scrivener」で管理。
「Scrivener」から執筆用ファイルを書き出して、「VScode」で読みこんで執筆します。
書き終えた本文ファイルを「Scrivener」に同期させて、本文を管理。
2022年11月〜現在
- ノートに手書き
- 「VScode」で本文入力
小説だけでなく、ブログなどの文章全般を手書きするようになった。
手書きのほうが、言葉や文章を作りやすい(自分の場合)。小説を書きはじめたのが、手書きだったクセなのかもしれない。
ある程度書いてから、「VScode」で本文を入力し直す。展開の見直しや文章の推敲もできる。
もちろん「Scrivener」で、作品管理をしている。
その他の持っている執筆アプリ
まとめ
私が小説を執筆するときに使ってきた道具やアプリの移り変わりを紹介しました。
いつになっても完全な形にはならず、書きやすい形を常に模索しています。
また、執筆環境が変わったら、記事を更新していきます。