糸かがり手製本はん・ぶんこの表紙の穴あけ作業
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糸かがり手製本の表紙が出来上がりました。
前工程では、切り抜いた表紙と厚紙をお手製ののりで貼り付ける作業をしました。
しっかり貼り付くように、プレスと乾燥を一日行いました。
今回は、本文用紙同様、糸を通すための穴を空ける作業です。
乾いた表紙。
ノド(閉じる側)も、きれいに厚紙と貼り合わさっています。
隅もズレなく、しっかりと貼り付いています。
角を爪で押し込んだ部分。あとあとのりをつけて閉じますが、先に折り目を付けておくと、ひとつ工程を減らせます。
本文用紙と同じく、手作りした穴受台を使用します。穴を空ける位置を印した当て紙を添えて、穴を空けます。
厚紙に穴を空けるので、少し力を入れる必要があります。折り目の山の中心に穴が空くように意識します。
穴が空いた表側から見たところ。しっかり山の直線状に穴が並びました。
穴の寄り。通す糸も太い糸ではないので、なるべく小さめな穴を意識しています。
表紙を重ねて並べたところ。
こちらは裏表紙。さすがに40枚も穴を空けると、手が痛くなります。
でも、きれいに穴が空くと、気持ち良いです!
これで、表紙と裏表紙の完成です!
しかし、まだが本文用紙が全部そろっておりません。今作「一文物語365 飛」は、今年の1月〜4月いっぱいまでが入ります。
4月が終わらないと、裏表紙まで糸でかがることができません。
いつもなら、全部揃ってから糸かがりの作業をします。
5/7にイベント出店が控えているため、制作を進めています。さすがに一週間前から全て作業するのは大変です。
今回は、初の試みで、このまま糸かがりをして、途中で止めておこうと考えています。
次は、糸かがり手製本の醍醐味、糸かがりです!