糸かがり手製本はん・ぶんこの表紙の内側の紙
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手製本制作も終盤にさしかかりました。
今回は、最後の最後に表紙の口を閉じる際に使用する紙を準備します。
全てをかがり終わった後、表紙と裏表紙の糊しろを閉じます。折り返された糊しろ部分の上から貼るための紙になります。
今作は、新アトモスという種類の紙を内側に使用します。墨流しのような模様が入った紙です。
こういった紙は、世界堂で、一枚一枚バラ売りしているので、毎回必要な分だけ購入しています。
A4やB4サイズといった大きめの紙なので、はん・ぶんこにあうサイズに切り分けます。
その際、切り出したいサイズの型紙をあらかじめ作っておき、型紙を当てて四隅に線を引いて切る目印を付けていきます。
表紙のサイズより、1~2mmほど小さいサイズにしておきます。
A4用紙からは、8枚、切り出せます。手製本は20部制作します。
表紙と裏表紙で一冊に2枚必要なので、使用する紙は40枚になります。
紙の上下から切り取ることにしたので、中央が少しあまる計算にしています。
40枚、切り出しました。四隅の目印の鉛筆跡があるので、消しゴムで消します。
これで、表紙の内側に貼る紙が、用意できました。
4月30日の一文物語ができあがれば、最後の本文用紙を印刷することができます。
裏表紙とともに糸でががりって、糊で閉じる作業を残すばかり。
出来上がりが楽しみ!!