Book Lovers 2018 一つ一つの作品から発せられる存在感に圧倒されたブックイベントでした!
2018年3月7日から4月1日まで開催されているブックイベント「Book Lovers」を見てきました。
Book Loversは、本好きの人が、本好きの人のために作るブックイベント。
装丁に凝った手製本、絵画・写真・文芸などの作品集、ブックアート作品、絵本、zineなど、「本」をテーマに、それぞれの表現で作った「本」たちが展示されていました。
昨年は、お客さんとして見させていただいたイベントでしたが、今年は作家としてイベントに参加しています。
一つ一つの作品から発せられる存在感に圧倒されました。私の作品が小さく見えました。実際、小さいのですけど。
MOTOYA Book・Cafe・Galleryにて開催
場所は、京王線の初台駅から少し歩いた住宅街の中。一般住宅に並んで、静かなところにあります。
白い階段から店内に入ることができます。
MOTOYA Book・Cafe・Gallery。
出迎えてくれるのは、全参加者の作品とプロフィール紹介が額縁に入った展示。
店内には、ぐるりと本が展示されています。
すべて手にとって読むことができます。棚の中にも作品があります。
オーナーさんから作品の熱い説明も聞けますよ。
心をつかまれた3作品
一つ一つ作品を実際に手にとって見た中でも、これは、と私が心をつかまれた3作品をご紹介します。
今回は、文芸、造本、写真、のカテゴリーから一つずつ。
歌集 ピーナッツクリーム
雪ん子あや さんの短歌をまとめたプチ歌集。
日常を素朴な言葉で詠まれていて、詠み終えたあと、すっと心が安らぐように感じました。
それでいて、いつもまで心の中にとどまり続けるので、印象深く残りました。
BIG BOOKMARK
Keiko Nakabachiさんの作品。
作品タイトルから、全ページに大きなブックマークを入れた本、だと思い、栞の紐が全ページからはみ出しているので、全ページにブックマークを入れるなんて……。
と勘違いをした私。
可愛いイラストの描かれた大きなブックマークが、個別に取り出せるようになっていました。
大きなブックマークという見た目のインパクトが、印象に残りました。
ALIEN BIKYAKU 美脚星人
露光零さんの写真作品。
「美脚」とあるだけあって、後ろ姿の腰から下の足しか写っていません。
いろんな場所で、自撮りしているということも驚きです。
しかも、腰から上の上半身は、画像加工で消しているのではなく、腰を曲げて写らないようにしていることにも驚きでした。
それを知って見ると、とても興味の湧いた写真作品となりました。
まとめ
作品をすべて紹介はできませんが、一つ一つ強い個性を解き放つ「本」ばかりでした。
本屋さんにある本とは、また違った魅力のつまった本がここにはありました。
どれもそれぞれの世界観があり、触れて読むことで、驚きや新しい発見をすることができる素敵な「本」たちが展示されていました。
カフェギャラリーなので、ドリンクを飲みながら、本を読み、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
私、水島の作品もあるので、ぜひ手に取ってみてください!
Book Lovers 開催期間・場所
MOTOYA Book・Cafe・Gallery
2018/3/7(水)~ 4/1(日)
13:00~20:00
※月曜・火曜 お休み
※3/17(土)3/18(日)は17時から
※最終日は17時まで
※入場は閉館の30分前まで
東京・初台の静かな住宅街の中にある、ブックカフェ・ギャラリーです。
Cafeでの展示になりますので、ドリンクのオーダーをお願いします。
MOTOYA Book・Cafe・Gallery Webサイト
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