ソートストームは、ブレストしながら結論を導くような、応用が効く思考を深める方法!
ソートストームのオンライン体験会に参加しました。
ソートストームは、簡単に言えば、ブレストしながら結論を導くような、アイデアの出す考え方やその方法の一つ。
別のワークショップに参加した際、ソートストームをやったことがありました。その時は、その場にいる人たちとやりました。
ある程度やり方や内容はわかっていましたが、オンラインでソートストームをやったら、どんな印象を受けるのか、どんな結果が現れるのか気になりました。
2019年10月22日に行われたオンラインでのソートストーム体験会は、私を含めて5名が参加。その時のソートストームをご紹介します。
ソートストームとは
1つ問いを立て、その問いについて考えていきます。
問いは、何でもよく、様々な形に応用できるので、アイデア出しや意味の深掘り、解決策などを見出すための方法に使うこともできます。
問いに対して、思いついた言葉や単語、文章、意見など、どんどん自由に出していきます。
発想やアイデアの出しどころは、自由で、他の人があげた言葉から連想させてもよく、全く違った切り口のことを発表しても問題ありません。
とにかく、思ったことは言った方が良いと思っています。浮かんでしまったことは、仕方ないので、出し惜しみすることなく、出しておいた方がいいです。
ある程度、言葉が出揃ったら、ソートストームを行ったその場のメンバー全員が、これだとうなずけるコンセプトを見出していきます。ソートストームでは、それをコアセプトと呼ばれています。
ソートストームは、そのソートストームを行うメンバーの整合を取って、最終的にコアセプトを導き出していくのです。
必ずしも整合が取れるわけでもなく、コアセプトが見つかるわけでもなかったりします。
しかし、決して、そうなったからと言って無駄なことはなく、ソートストームのプロセスやその場の雰囲気を通して、気づきや学び、得るものが必ずあって、とても充実した機会となっています。
ソートストームの効果が最大化するポイント
- 誰もがこの営みから大切なものを得られるという確信
- 誰もがこの営みに貢献することができるという確信
- 起きることが起きていくという確信
- アイデアの出どころはどーでもよい
- エゴ禁止地帯
これらのことを思いながらやると、とてもよいソートストームとなります。
ソートストーム体験会の大まか流れ
Facebookページイベント:ソートストーム体験会(オンライン)
- チェックイン
- 整合問題
- 自由問題
- チェックアウト
このオンライン体験会では、ビデオ会議ができるZOOMを利用して、行われました。
チェックイン
参加者全員、一人一人が、自己紹介も兼ねつつ、今の気持ちやこの会に関係なくても言っておきたいこと、この会に望む気持ちなどを自由に話していきます。
聞き手は、静かにただただ聞い入ります。
全員がチェックインを終えたら、ソートストーム開始です。
問1:整合問題「もっと整合することによって私たちはどんな恩恵を得られるか」
いわゆる練習問題、準備問題です。ソートストームがどんなものなのか、雰囲気をつかむ最初の問い。
整合問題は、つくかあり、この時は、「もっと整合することによって私たちはどんな恩恵を得られるか」をみんなで選びました。
参加者の一人が、手書きで、ソートストームでできた言葉をまとめてくれました。
紙いっぱいに言葉が並び、整合問題で、大いに盛り上がりました。
そして、結局、言葉がどんどん溢れ出て、最後まで止まらず、導き出されたコアセプトは
いっぱいありすぎてみたされている
でした。すべては、この文章に集約されて、とても納得できるものでした。
もちろんソートストームをやっている間、みんなも自分もどんどん言葉が出てきて、とても豊かな時間を過ごしていると思えました。
問2:自由問題「自分らしいお金の流れを創るには?」
2回目のソートストームは、整合問題とは違った切り口の問いになりました。
また、同じ参加者の方が、出てきた言葉をまとめてくれました。
私、この時は、そんなに発言できませんでした。なかなか言葉が出てこなかったんです。
自分らしい、お金の流れ、創る、といったことがなかなか想像ができませんでした。
参加者の方々の意見に、一つ一つなるほどなと、うなずいているばかりでした。
お金に向き合えていない自分がいるのかもしれないと、思う自分がいました。
「自分らしいお金の流れを創るには?」コアセプトは、
自分らしいお金の流れが作られていくと確信しているのである
でした。
もう納得です。ソートストームをしている最中、これだという確信がなかったと想いました。
チェックアウト
体験会を終わりに、また一人一人、今の気持ちなど、自由に話をします。内容は、まとまっていなくても、思ったように話すだけです。
聞く側は、受け取るように、静かに聞き入ります。
まとめ
オンラインだと、参加者は別々の場所で、一体感みたいなものがないのかもと思っていました。
全くそんなことはなく、ソートストームの力なのか、まるでその場にみんながいて、コアセプトに向かって話をしているようにすら、終えてから感じました。
きっとソートストームをするその時に人や場所で、全然違ったコアセプトが見出されるのだろうと思いました。
それでも、確信の1つでもあって、不思議な力を出すソートストームがとても面白かったです。
また、イベントがあれば、参加したいと思っています。
あと、プライベートでも自分の作る小説についても、ソートストームを行ってみました。こちらも、そうだよね、と思えるコアセプトが出てきました。
ソートストームは、様々な形で使える思考方法だなと思いました。
Facebookページイベント:ソートストーム体験会(オンライン)