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読み終えて、強烈に伝わってきたことがありました。
いい加減、周囲からの視線を気にするな。自分に集中しろ。
と、強く言われているように感じられました。
また、本書の中には、ポジティブな気持ちを高めるワークが紹介され、一つに人と共感し、相手に寄り添うことを勧めています。
矛盾するような内容ではありますが、量子力学的な説明と私の体験からとても腑に落ちる内容でした。
「素直に生きる」ことが、量子力学的に言うところの自分発振になるとわかりました。
どうしたら心を素直でできるか。本書は、とてもわかりやすい解説とワークの実践方が載っているので、とても参考になりました。
量子とは、とても小さな物質で、原子の中になる陽子、中性子のさらに中にある素粒子のこと。
その素粒子より小さい世界の法則を見つけるのが、量子力学という学問。
素粒子には種類がいくつかあり、中でも光を構成する「光子(フォトン)」が、「意識」や「感情」の正体というのです。
このフォトンには、大きく3つの特徴があります。
一般的な物理法則とは違っていて、スピリチュアルに近い性質にも感じられます。
そして、フォトンは周波数(単位:ヘルツ)を持ち、周波数の違いでそこに持つ情報が変わってくるようです。
ポジティブであるほど、高いヘルツを持ち、同じヘルツの者同士が繋がっていきます。
類は友を呼ぶとも言いますが、見えないところで実は、繋がりがあったのだと感じました。
フォトンは、自分の思考から放たれ、人は1日に6万回思考すると言われています。
自分発振は、このフォトンを身体から発振させること。そして、高いヘルツで発振させることで、良い結果をもたらしてくれます。
そのフォトンとヘルツを高めるには、3つのワークを行うと効果的だと本書で紹介されています。
この3つは、自分を褒める、感謝を言葉にする、感情を客観的に見る、ものです。
1と2は、毎日行い、3の自分発振日記は、ネガティブな時に行うと良いと書かれていました。
これらを行うことで、潜在意識から次第に、素直な自分へと変わってきます。そうすることで、より高いヘルツを出します。
私は、普段の生活の中で、日次レビューというものをつけています。
その中で、褒め褒め日記、ありがとう日記、感情日記という紹介された3つのワークに近いことをやっていて、その効果と意味合いがとても理解できました。
本書で紹介されたワークをさらに取り入れて、継続していきます。
いかに自分が素直になるか、本書で腑に落ちました。
素直に生きる。
本書では、自分の中に神社を作り、その神社に自分を
その神社には「あなた」が 祀られています。あなたがこの世に生命を授かったときの、「生まれてきてくれて、ありがとう」という思いがいっぱい込められた神社です。
そんな思いが込められた神社に、自分でお祈りをするのです。
それはひとつには、自分自身を大事にするという意味もあるのですが、それ以上に大切なのは、誰も見ていないところでも自分や誰かのために、大事なことをしなさい、という意味です。
これを読んだ時、とても心が穏やかになりました。
周囲の視線は気にならなくなり、しかし、相手と共感する意味がわかった気がしました。
私は、私でしかなく、誰かのようになりたくてもなれません。
自分に素直であれば、自然と自分というものが出てくる。
頭ではわかっていたことですが、本書を通じて、その感覚がつかめました。
「意識」や「感情」は目に見えませんが、フォトンとして自分から発せられています。
高いヘルツで発振することで、周囲に影響を与えて、より良いつながりを作ってくれるとわかりました。
ヘルツを高めるワークを日々、行いながら、素直に生きようと改めて思わせてくれました。
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