心が折れたとき、自分を立ち直らせてくれた本3選「自分の、魂の速度で生きることなのよ」という文章に救われた

電球を両手で持っている

2015年に心がポッキリ折れてしまった水島です。

自分の弱さを変なプライドでひた隠し、他者からの視線を意識したつまらない行動ばかりしていた自分が、仕事を通じて、心が折れてしまいました。

そのことについて書いた記事「2015年の起点」

2015年の起点

2017.03.27

自分がいけなかったが、もうどうしたら良いわからず、もんもんと過ぎていく時間の中で、立ち直るきっかけ、気づきを与えてくれた本と出会いました。

3つご紹介します。

目次

「傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった」小野美由紀

過剰に教育的な母に抑圧され、中3で自傷&不登校。大学に馴染めず仮面浪人。でも他人から見てイケてる自分でいたくて、留学、TOEIC950点、インターン等々。無敵の履歴をひっさげ大企業の面接に臨んだ。なのにパニック障害に! 就活を断念し、なぜかスペイン巡礼の旅へ。つまずきまくり女子は、再生できるのか? 衝撃と希望の人生格闘記。

(Amazonより引用)

小野さんがスペイン巡礼で出会ったリタという方にかけられた言葉が、とても心に響いた。

「どうせ、ゆっくり行っても、速く歩いても、辿り着くのは同じ場所なのよ。急いだって何も見つからない。それどころか、大事なものを見落としてしまう可能性だってある。でも、急いでいるうちは、絶対にそのことには気づかない」

「自分の、魂の速度で生きることなのよ。魂は、心と身体の一致したところにある。心が先でも、身体が先でもだめ。重要なのはね、あなたがあなたの速度で生きることなのよ」

自分の、魂の速度で生きることなのよ。

自分の生き方に違和感があった。
自分の速度ではなく、周囲のなんとなしに受け回されてきた流れに合わせて進んでいた。

こうすれば喜ばれるとか、褒めてくれるとか、羨ましく思ってくれるだろうとか。

周囲の目線を基準にしてばかりいて、自分がどうだとかということをいつの間にか考えられなくなっていた。

この文章を読んで、

自分が自分を生きているのか?

「自分はどうなんだよ」と。  他人のことはどうでもいい。旅も、巡礼の道も、他人のペースに合わせることこそ、よしとされない。それはきっと、人生も同じだ。  67歳になってなお、自分の道はこっち! と、ほがらかな笑顔で、言いきれる人間になりたい。  ものさしは、自分の背骨だけ。

今まで自分を見てこなかったため、自分を見つめ直すきっかけになった。

「宇宙兄弟」小山宙哉

2025年。兄は、もう一度だけ自分を信じた。筑波経由火星行きの物語がはじまる! 本格兄弟宇宙漫画発進! 幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる!

(Amazonより引用)

もともとアニメを先に見ていたので、知っていた作品でした。

ヤケだったのか、気づいたら、まとめ買いして読んでいました。アニメで見ていたとき以上に、作品のメッセージ性が強く感じられました。

勝手ながら、主人公六太と自分を重ね合わせてしまった。昔から好きだったことにもう一度目指して動き出す主人公に心惹かれた。

試練をひつひとつ丁寧に、乗り越えて行く姿に何度も勇気をもらう。

分厚い壁であろうと、小さなドアを一つ一つ開けていくことの大切さ。
いつの間にか、分厚い壁もいくつものドアを空けることで通り抜けている。

夢中になれるから、いつの間にか、抜けたその先に立っていることを、宇宙兄弟を通して知った。

1つの答えで、100を答えることはできない。
でも、なぜか世の中からそれを求めているように思えていたけど、心が折れて、そんなことは当然自分にはできないことを知った。

1つの問いに1つ答える。いや、それに取り組む姿勢を持つだけでも凄いことではないのか。

それを積み重ねて行けばいいんだ。
魂の速度で進んでいけば、あっという間だ、ということを知った。

「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー

薄々気づいていたが、自分は内向型である。
内向型であることを悟られないよう繕っていたところさえあるが、限界点はそう高くない。あっという間に、身を滅ぼしてしまった。

この本には、自分が内向型なのかどうか。自己診断のための「小テスト」が付いている。
自己診断の結果、内向型であった。

しかし、この本を読んで、やっと自分のことがわかってきた。そう考えるようになってから、身の置き方が変わった。

内向型の人は、充電式のバッテリーに似ている。彼らには、いったんエネルギーを使うのをやめて、充電のために休息をとる必要がある。この休息をもたらすのが、刺激の少ない環境だ。それは、エネルギーを回復させてくれる。そういった環境こそ、彼らの居場所なのである。

充電、休息が必要だと明確に理解した。

特に、人が大勢いたり、たとえ少人数でもただ遊ぶだけのような時を過ごした後は、休息は必要だった。
確かに、遊ぶといえばリフレッシュのようなことなのかもしれないけど、自分にはそうでなかったんだ、と知る。

これらを理解したことで、たとえそのようになったとしてもいくらか対処のしようがある。

一人になる時間を大切にするようになった。そうすることで、幸せを感じるだけでなく、人との対応が迫られても落ち着いて行動できるようにもなった。

他にも気づかせてくれたこと。

内向型は、自分に栄養とエネルギーを与えてくれる中身の濃い会話を好む。

内向型の人は、話すための話はしない。発言するときは、自分の考えを口にする。

まとめ

この本を読んで、すぐ立ち直れたわけではありません。
2015年からちょうど2年ほど経ちますが、完全に立ち直ったわけでもありません。

2年経って、やっと振り返ることができるようになっただけで、これからこのことを糧にどう生きていくか。それが自分の課題でもあります。

しかし、心が折れたことで、自分を見つめ直す機会が与えてくれたんだと思うと、良かったと思えるようにもなりました。

好きなことを見つけて、それをやっていきたい。

自分の、魂の速度で生きていく!

電球を両手で持っている




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一文で完結する物語集。それは、たった一文だけで広がる想像の世界。糸1本でかがったA7サイズの小さな本。




ABOUTこの記事をかいた人

2013年6月より毎日、一文だけで完結する一文物語を現在も作り続けて、作品数は1,400本を越える。映像系専門学校を卒業後、システムエンジニア、Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。長編ファンタジー小説を執筆中。また糸かがり手製本による製本および作品販売を行っている。