9/12〜10/7 Pinocchio展に参加します!

9月12日(水)〜10月7日(日)まで、東京・初台にあるMOTOYA Book・Cafe・Galleryにて、ピノッキオをテーマにした12人の作家の作品展に、小説を出展します!詳細はこちらから。

Book+ 1つ1つに楽しみ方のあるなにかがプラスされた本の展示イベント/2018

Book+

2018年6月6日から6月30日まで開催されているブックイベント「Book+」を見てきました。

Book+は、今年で、10回目となるアーティストブック・手製本の展示販売イベントです。

アーティストやフォトグラファー、デザイナー、イラストレーターたちによる、なにかがプラスされた本が展示されていました。

手製本や豆本、絵本、イラスト集、写真集、遊び心満載の仕掛けがほどこされた本まで、一つ一つに楽しみ方のある作品ばかりでした。

オーナーさんから作品とその作家さんのお話を聞きながら、どっぷり本と戯れる時間を過ごすことができました。

それでは、そのBook+をご紹介します。

MOTOYA Book・Cafe・Galleryにて開催

Book+の展示店MOTOYA Book・Cafe・Gallery

場所は、京王線の初台駅から少し歩いた住宅街の中。一般住宅に並んで、静かなところにあります。

まず、出迎えてくれたのは、中野愛子さんによるインスタレーション「『オト』を訊く」。

音に関わる写真が飾られていました。

「『オト』を訊く」、なるほどと思わせるような展示となっています。見てのお楽しみ!

Book+の看板

なにかがプラスされた本に囲まれた店内

Book+の展示店内

店内には、ぐるりと本が展示されています。

Book+の展示店の棚と内壁に飾られた本 Book+の展示店内の壁に飾られた豆本

すべて手にとって読むことができます。棚の中にも出展作家さんの過去作品もあり、楽しめます。

Book+の展示店内の棚に置かれた本

オーナーさんから作品の熱い説明も聞けますよ。

Book+の展示店内

ちょうどいらしたお客さんとも作品の感想など話しながら、楽しむことができました。

キュンと好きになった5作品

1作品1作品、手にとって見て、読んだ中で、これ好きだなー、と私が魅了された5作品をご紹介します。

あなたには見えない Two eyes,Two world

ツギさんの手製絵本。大人向け絵本をコンセプトに描かれている作家さん。

本作の絵本は、とても短い言葉と黒色をベースに暗い雰囲気が全編に描かれつつも、暖かさも感じられる色も織り交ぜられ、最後はほっこりとしたお話だなと思いました。

また、本の装丁も独特で、木が使われて、物語をしっかり閉じ込めているそんな感じがしました。

とても印象が強く残った作品でした。

照テル茶館物語り

どーる・HONOKAさんの本とそれを収める箱の作品。

本作は、12人の女神と姫君が、四季折々の草花を使い心を込めて作る、お茶とお菓子と茶館の物語。

本の作りもさることながら、中のイラストから文章、字体、色使いに至るまで、和風な茶館物語りが詰め込まれていました。

読んでいると、いつの間にか本の世界にいて、茶館物語りの流れる1年間を過ごしていたように思えました。

色とイラストの和風な感じで、とても好きになった作品でした。

おや・こ

あしたのんきさんのパラパラマンガの作品。

パラパラめくる「位置」を変えると、見える絵が変わる不思議で面白いパラパラマンガ。

本の上の角、真ん中、下側の角を押さえてめくることで、1冊の本なのに3種類のパラパラマンガを見ることができました。

実際にパラパラめくった時は不思議で、驚きましたが、またその仕掛けは、ちょっとしたことでした。

本作の作家・あしたのんきさんによるパラパラマンガを作るワークショップもお店で行われるようです。

ビ・コウラン

立花満さんのイラスト集。

この作品は、作品説明を知らずに読んでもらいたい作品。初めて、読んだ時、単なるイラスト集なのかと、最後に意図がわかるオチがあるのかと思いながら読んでいました。

オーナーさんから作品の説明を聞いて、思わず、あー、と声を出して考えさせられました。

その発想が面白かっただけでなく、形式にとらわれた現代に反抗するような、メッセージ性もある深い作品だということがわかりました。

また、過去の作品も一緒に置いてあるので、それらも読んで見ると、作家性がよりわかりました。

アリ巣-color-

おおくぼゆみこさんの、覗いて見る作品。

Peepshow(ペープショー)という作風で、蛇腹を伸ばし、中の丸い穴から片目で覗いて見る作品。

切り絵と紙芝居が一体化したような世界でした。

今作は、昨年にも制作された「アリ巣」のカラー版で、サイズが小さくなっていました。ルーペを使って見るところも、小さな蟻の観察っぽくて面白かった。

前作も見させてもらったのですが、カラーになったことでより、焦点を絞って見ることができました。

また、ルーペで見ることで、よりパース感が出ていて小さな世界を覗いて見る以上に奥行きのある世界を体感できました。

まとめ

すべての紹介はできませんでしたが、どれも楽しめる作品ばかりでした。

普通の本屋さんではお目にかかることができない本が、Book+にはあります。

ただ読むだけでなく、触れて分かることや本としての作り、作家の視点、手の温もりすらも感じ取れる素敵な「本」が集まっていました。

ドリンクを飲みながら、静かに本を読みつつ、気になった作品についてのお話も聞くことができたイベントでした。

Book+ 開催期間・場所

MOTOYA Book・Cafe・Gallery
2018/6/6(水)~ 6/30(土)
13:00~20:00

※月曜・火曜 お休み
※6/16(土)3/17(日)は17時から
※入場は閉館の30分前まで

東京・初台の静かな住宅街の中にある、ブックカフェ・ギャラリーです。
Cafeでの展示になりますので、ドリンクのオーダーをお願いします。

アクセス

MOTOYA Book・Cafe・Gallery Webサイト

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ABOUTこの記事をかいた人

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。