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フリーペーパー「sin文紙 vol.44 色づく紅葉の季節かな」by 紙男 を読んで、様々な発想を楽しめる面白い超短編ばかり! [第二十九回文学フリマ東京戦利品]
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2019年11月24日に開催された文学フリマ東京。
そこで入手したアイテムをご紹介。紙男さんが定期的に発行している超短編のフリーペーパーです。
ツイッターノベルや超短編、短編小説作品を手掛ける作家さん。
コラボ作品も作らせてもらい、いつも刺激をいただいています。
11月に発行されたフリーペーパーの作品をご紹介します。
目次
sin文紙 vol.44 色づく紅葉の季節かな

紅葉をテーマに、7つの超短編作品が載っています。
紅葉の木の下での出来事や、イチョウの木をイメージさせる妖精の話、カナダの国旗を切り口にしたお話もありました。
7つどれも違った紅葉から発想された切り口の作品で、どれも味わい深かったです。
「楓の下で逢いましょう」
紅葉も年1回で、男女が毎年、この木の下で待ち人を待つ。
しかし、互いに互いが待ち人であると、知っている。その場を大切な思い出として大事にしておきたいという。
これだけの短い内容ですが、詳細な風景の描写があるわけでもなく、否応なく場面が想像される。
互いに気持ちを知っているはずなのに、1年に一度ここで会うのだろうか。
なぜ、気持ちを伝えないのか、いろいろ想像するも、最後は、むず痒さを感じてしまった。
まとめ

裏面にも、表の6編よりも少し長い物語がありました。
表の雰囲気とは違って、少しダークでありながら、生命とは何かを問うことを読んでいるようでした。
紙男さんは、フリーペーパーだけでなく、毎日ツイッターで短い物語もアップしています。
手軽に読める内容ですが、一つ一つアイデアが組み込まれていて、面白い作品ばかりです。
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