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毎日、朝起きて、服を選ぶのが、わりとしんどいほうである。
まず、気温を考え、色の組み合わせを考え、どれを着ると気持ち良いか、見た目は変じゃないか……。
朝から、服のことを考えるのが嫌である。
服もユニクロで良さそうだなと思って適当に買ってしまうため、あとあとどう着たらいいのかわからない日々を繰り返している。
それこそ、スティーブ・ジョブズのようにジーンズとタートルネックのシャツのように、繰り返していけたらどんなに楽だろうか。
かといって、自分にピッタリ合う服探しをするわけでもない。興味すらないので、正直どうしようもない。
数年前までは、見かねた母親が、時々何か買ってきてくれた。けど、結局、どう着ていいのかわからないので、だんだん着なくなったり……。ごめんなさい。
以前から、私服の制服化を試みてはいるがしっくりきていない。
この春の衣替えで、もう着ない服を捨てて、やっとありもので循環できる流れを作ることはできた。
まぁ、好きだなと思える服が残った。ただ、家にいる時はそれでいいが、外に出た時は、もう少しいい感じがいい。
だが、そのいい感じがわからない。
初めて、服に関する本を買った。
メンズファッション雑誌すら読んだことすらない自分にとっては、目からウロコの内容だった。
オシャレに必要なのは「センス」でも「お金」でもなく「ロジック」である。
おぉ、服選びにロジックがあるか!と、驚愕するほどだ。
いくつかある原則の中で、衝撃的だったのは、
服は「ボトムス」から揃える
考えたことなかった。
全身の印象を整えるのはボトムスの役割らしく、ボトムスが決まっていることで、トップスは手持ちのカジュアルなものでも合わせすくなる。
確かに、Tシャツやらシャツやら上のことしか考えていなった。
では、どんなボトムス、ズボンがよいのか。
黒のスキニーデニムや黒のスラックスがオススメとのこと。
ユニクロの「スキニーフィットテーパードジンズ」は、膝から裾にむけて細くなり、美脚シルエットに効果的。
スラックスだと、ユニクロの「イージースマートスタイルパンツ(ウールライク)」が、やはり裾に向かって細くなるため、きれいに見えるそうです。
このオススメのズボンを知っただけでも、服を考えるのが楽になりました。
自分でいうのもなんですが、黒のズボンを履いて今ある服をあわせた自分を想像しても、そんなに悪くないな、と思えました。
裾に向かって細く、黒のズボンという判断基準を得たので、ズボン選びも悩むことも無くなりそう。
あとは、履いてみて、自分に合えば良いのだなと感じました。
他にも靴やトップスについても、アイテムが紹介されていました。
しかし、基礎中の基礎、ボトムスのロジックを知っただけでも、服選びに悩まなく済むんだなと思うことができました。
ズボンを揃えて、私服の制服化を整備していきたい。
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