手製本はん・ぶんこのための裁断道具が出来上がった!
裁断道具ができ上がりました。
この道具の役割は、2つ。
1つは、目盛りを気にせず、定規を当てるだけで指定のサイズに紙をカットできる台です。
幅、148.5mmと105mmに2サイズにカットできるようにしています。
カッターマットをコルクシートに変えれば、紙に穴を空けるマットに変身します。
前の記事で穴を空けるためのガイド板を作りました。
使用しているところをご紹介します。
紙のカット
紙を切る時は、カッターマットを敷きます。
紙の基準が左側になるので、写真の左の棒が105mm。
右の位置が、148.5mmとなります。
そこに、定規を当てるだけ、二つのサイズの紙にカットできます。
手製本はん・ぶんこの本文用紙は、A4用紙から切り出して作ります。
まず、A4用紙の長辺を半分にカットします。
A4用紙を半分にしたものをさらに、長辺を半分にカットします。
この時、105mmとなるところに定規を置きます。
A4一枚から、A6サイズとなる4枚の紙を切り出すことができました。
今までは、スライドカッターはんぶんこという裁断カッターを使っていましたが、微妙なずれが出るので、これをどうにかしたいと思っていました。
この道具で、それもクリアです。
穴あけ用マット
これは、ガイド板を使って穴を空ける際のマットになります。
コルクシートを敷いています。
手製本はん・ぶんこは、糸一本で表紙から本文、裏表紙をかがります。
そのため、糸を通すための穴を空けます。
その穴を空けるためのガイド板を前の記事で作りました。
紙を切る時と同じく、左側を基準にして、樹脂板のガイドを本文用紙の上に置きます。
しっかり真ん中に穴が空きました。実際には、このあとに紙を半分におります。
その山の部分に穴が出てくることになります。ここに糸を通りして、かがっていきます。
今までは、紙を半分に折ってから傾斜をつけた道具をつかって穴を空けていました。
今回のガイド板を使うことで、一回で多くの紙に穴を空けられるようになります。
まとめ
次回からの作品制作にこの道具を使うことで、もっと効率よく作業が進められるようになります。
実は、もう一台作るつもりでいます。
いまいま必要なわけではありませんが、いざ、はん・ぶんこを作りたいと言ってくれる方がいるかもしれないので、ワークショップを開く時に台が多くあった方が良いかなと思って、作りたいと思います。