ゼロになった私よ、無駄に生きるな、熱く死ね。

町の夕陽

2017年7月31日をもって、請け負っていた仕事を全部やめてしまった。

今年に入ってから、自分の気持ちに変化があり、今までの仕事に対して違和感を感じるようになっていた。

その違和感というのは、嘘をついて本当の好きを隠していた時の自分から、本当の好きを愛せるようになったことで、物事への向き合い方が変わったことから生まれていた。

今まで持っていた熱が変化してり、その仕事に対して、今の私が持つ熱を向けることができなくなってしまった。

心がつまって息ができないくらい辛くなってしまった。

無理に続けていけば、適当な理由と嘘でまた自分を騙して、苦しめることになると思って、決断した。

目次

ゼロになった自分

収入のゼロ

当然、仕事がなくなれば収入はなくなる。本当は、それを恐れて仕事を断ることができなかった。

どうしてもそうなった時のことを考えてしまい、不安でできなかった。一方で、心が限界だった。

そして、8月に入り、請負の仕事がゼロとなった。

なんと、心が軽くなったことだろうか。これがゼロという軽さなのか。
これで心置きなく、大腕を振って自分の足で道がそこにあろうとなかろうと、歩いていけると思えるようになった。

マイナスからゼロになった私

マイナスだったのは、この2年間の私。いや、私の心を嘘で塗り固め始めた10年前から、心の深度はマイナスだったに違いない。

ここでようやくゼロに戻ってこれたように感じるようになった。今までの自分なら、大腕を振って歩くなんて、怖くてできない。

自分の思いが変化することが面白い。自分と向き合い始めて感じたこと。

2017.05.17

仕事をやめることも、ひとつの変化である。
自分を見つめ直した結果だ。
変わっていいんだ。

今まで、そういった自分の変化、周囲の変化が許せなかった。でも、今はその変化を楽しむようになっている。

私が思う自然体を目指して、やっとそのスタートラインに立てるようになった。

無駄に生きるな、熱く死ね

無駄に生きるな、熱く死ね

高校生の時の部活のコーチが言っていた言葉の受け売り。何かの映画のセリフらしい。

仕事の期限がきれる7月末、瞑想中にこの言葉が湧いてきた。今の今まで、忘れていた言葉。時折り思い出すこともあったけど、この5年間は一度も言葉にしたことを記憶していない。

当時は、この言葉の意味を、全力で物事に取り組め、というくらいにしか捉えていなかった。

でも、今は、違った意味に捉えている。

誤解を恐れずに言えば、「自分の好きを大切にして、そこに情熱を注ぎ込んで生きよ」ということだ。

そこに、とは自分が情熱を注ぎ込めることだ。
情熱を注ぎ込めることに、情熱を注ぎ込んで生きよ。

無駄に生きるな、熱く死ね、の言葉を裏返すと、無駄に死ぬな、熱く生きろ、になる。

2017年現在のご時世にしたら、裏返しの言葉がとてもしっくり来ることに気づいた。言葉のリズムが悪いけれど。

無駄に死ぬな、熱く生きろ

無駄に生きるな、熱く死ね。

決して、今までが無駄であったとか、無駄な仕事をしていたとかではない。

過去があったから、という考えでもない。
そろそろ情熱を持って生きろ、と私が私に言いたいんだ。

この2年で自分の気持ちに変化が生まれた。

特に、このブログを今年の2月に始めてからは、見ないふりをしていた自分にしか持てない情熱に気づいた。むしろ、無くそうとしていた自分にしか持てない情熱が、それまで消えずに、心の奥底にあると気づいた。

それに気づいた今、どうしてその情熱を消してまで自分に嘘をつき続けなければないのだろうか。

私は、私を生きよう

いままで、周囲の視線ばかり気にして、自分がいい姿に映るように動いてきた。すごいと言われたいとかね……。

いまでも、そう言われたい気持ちはあるが、芯のない私、真ではない私に言われたところで、何だというのだ。

そんなことより、自分を感じて、私を生きたい。

周りに合わせた私。
客観視した私。

それだけしかしていなかった私は、とても冷たい私だった。

周囲を見ることも大切ではあるが、自分を見ること、自分の奥底を見ることはもっと大切だったのだ。

自分自身というのは、すでに熱を持っている。
どんな熱かは、人それぞれ違うし、相反する熱とぶつかることもある。
それは、自分が熱を感じているからだ。

でも、決して消えてしまう熱ではない。

私は、私の中にある熱を感じながら生きていく。

町の夕陽




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年6月より毎日、一文だけで完結する一文物語を現在も作り続けて、作品数は1,400本を越える。映像系専門学校を卒業後、システムエンジニア、Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。長編ファンタジー小説を執筆中。また糸かがり手製本による製本および作品販売を行っている。