野口体操を体験して、自分の体に気づき、これからの私の言葉は心と「からだ」で作るんだと思った。

ヨガのポーズ

体をゆるめるワークショップを受けてきました。

内容は、野口体操を中心とした『からだとことばといのちのレッスン』ワークショップ。

チカラを抜いて、心身の緊張をときほぐすというものです。

体験版の2時間でしたが、普段、いかに体が緊張し、体に無自覚だったのかがわかりました。

体験後、自分の体を捉えて心と体がとても楽になりました。

どうして受けようと思ったのか、受けてみてどう感じたのか、ご紹介します。

目次

自分らしい言葉を手に入れるために、自分の体を知りたかった

小説の文章やブログで文章を書いていますが、自分の言葉とはなんなのか、という問いが今年に入ってから持ち上がりました。

きっと書いていれば、そのうちわかるだろうと思っていました。しかし、書けば書くほど、わからなくなり、苦しいと思うようになりました。

竹内レッスンと野口体操

2018年4月下旬に岡部明美さんの「約束された道」という本を読んでいる時でした。

「からだ」と「ことば」のレッスンという竹内レッスンが紹介されていました。

その中で、レッスンに入る前に行うからだを揺らしてほぐす野口体操というものがあるらしく、自分の体を感じる体験だったと、著者の感想を読んで、自分も受けて見たいと思いました。

体験後だから、書けるのですが、体験前の文章は、すべて頭の中で無理に作り出していたんだと思いました。

どうして無理に作り出していたのかは、「からだ」が伴ってなかったのだと思います。

そう。自分の体とは、無縁にただ頭で考えていたんだなと思います。

岡部さんの本を読んで、自分に今必要なのは、自分の体を知ることではないかと思い、ワークショップに申し込みました。

「からだ」の緊張をほぐす野口体操で、当たり前にある自分の体があることに気づく

2時間の体験ワークショップは、西荻窪にある暮らしのいろいろ ていねいに、という場所で行われました。

古民家を改装したつくりで、しかし古民家の趣も残っていて落ち着ける場所でした。

その日の体験者は、私と他に二人いました。参加者の皆さんは、からだの緊張や心の緊張をどうにかしたいという理由で来られていました。

講師は、私たちの話を聞きながら、その日のプログラムを作って、その場にあった内容を提供してくれているようでした。

呼吸をすることを忘れていた

まず、呼吸を意識することを、意識します。

講師の話を聴き入ると、すぐに「呼吸を忘れている」と言われました。

意識しなくたって、呼吸はしています。無意識に。

つまり、自分が呼吸をしている感覚は体を通しているにもかかわらず、意識できていないんです。

体が呼吸をしていることも、私は忘れていたのです。

体を揺らして、ほぐれていく体を意識する

いくつか体を揺らすポーズや体操をしました。

すると、自然と意識が自分の体の中に向かう感覚がありました。お腹の中には、内臓が入っている、体を支えている腕や足には、骨があることを体感しました。

体がゆるんでいくと、今まで体が緊張していたのが実感できました。

それは、参加者の皆さんも同じで、立った時の姿勢や肩の張り、表情までもが初めて顔を合わせた時とは全然違っていたのです。

おそらく私もそう思われていたと思います。

自分には、心と「からだ」があったことに気づいた

当ブログを始めてから1年が過ぎ、自分には心というものがあると強く実感していました。

しかし、「からだ」のことは、すっかり忘れてしまっていたようです。

講師の方曰く、現代社会は「からだ」よりマインドを求めているようだと言いました。

空気を読むや、同調、共感、最近では忖度、などの言葉が流行る社会に求められいるものは、自分の感情が内包された「からだ」から切り離された心なのだろうと、私は感じました。

それは、終始他人の視線にさらされ、見られているという緊張が、心と体の緊張に繋がっているのだと思いました。

野口体操ワークショップを通じて、自分には心と「からだ」があるのだと改めて気づきました。

そして、心と「からだ」は、切っても切れないものなんだと思いました。

この一体感は、これからは大切にして行きます。

自分の言葉は、心と「からだ」で作る

今回のワークショップを通じて、体の緊張がとれただけでなく、私自身に「からだ」があるという感覚を思い出させてくれました。

まだはっきりとした言葉にすることができないのですが、自分の言葉の作り方が変わると思えた瞬間でもありました。

頭だけで作っていた言葉が、これからは私の「からだ」の中から作るんだ、という感覚が生まれました。

体の緊張がほぐれたことで、「からだ」の中に意識がアクセスできるようになったのかもしれません。

私が私たる言葉、文章を作ることができそうだと思えた体験でした。

私が受けたワークショップはこちら:人間と演劇研究所

この記事を書いた人

水島 一輝

水島 一輝

一文だけの小説も書く小説家。毎日1つ一文で完結する物語を書き、5年目1700作を超え、今も続く。Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。ファンタジー小説をオンラインで更新し、手製本を手がけて作品販売も行っている。

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