【小説に生きる】小説を読んで得られた学びや気づきを人生に活かすことはじめ!

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子供が本を持って笑っている

「小説に生きる」をやってみたら、どんなことを考え、どんな人生になるのだろうか。

「ギフトに生きる」の石丸弘さんから、そんなことを言われた時がありました。

ギフトに生きていると、ギフトに生きている実感が湧きます。

私自身、小説を書いていることもありますが、小説を書いたり、小説を読むことで、自分の人生がどう変わっていくのか、興味が湧きました。

ただ小説を楽しむこと、読みまくるのを否定するわけではありません。

小説を読んで得た気づきや教訓、体験を自分にとり入れることで、どう変化するのだろうか。

そのことはじめとして、やっていきたいことや現時点での気持ちを残しておきます。

目次

小説を読む7つのメリット

精神科医樺沢紫苑さんの「インプット大全」によると、

1.本が好きになる

2.頭がよくなる、脳が活性化する

3.共感力がつく

4.創造性が増す

5.ストレス解消効果

6.他人の人生を疑似体験できる

7.楽しい、人生が豊かになる

「インプット大全」P62〜63

精神科医ならではの視点で、読解力は、知能の高さやワーキングメモリーとも相関すると言われているそうです。

読書によって読解力がつくことで、頭もよくなって、脳が活性化するとも言われている。

たくさん読むことによって、知らない情報に触れる機会も多くなり、知識も貯まります。

6分の読書でストレスが7割軽減した研究もあるらしく、その効果は散歩や音楽よりもリラックス効果が高いとも言われているようです。

文章で書かれているところから想像することは、創造性を高めるトレーニングもなり、やはり脳を活性化もさせます。

小説を読むって、いいこと尽くめがもしれません。

著:樺沢紫苑
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他人の人生を疑似体験し、主人公の失敗体験から学びを得る

「小説に生きる」の中で、小説から人生の学びを得るのが、最大のポイントではないかと思います。

小説の物語は、山あり谷ありで、平坦な小説は小説としてなかなか楽しめるものはないかもしれません。

主人公だけでなく、登場人物が、小説の中で自分なり苦労をしたり、楽しみながら物語を進めています。

それは未来の話かもしれないし、こことは違う世界かもしれません。

でも、そこに描かれている多くは、同じ人間。

その人間が小説の物語、その人の人生を切り取って読んでいるわけです。

まだ自分が体験していない未来の出来事かもしれせん。小説を読むことによって、シミュレーションすることも可能です。

全く同じことにならなくても、同じような境遇に合うかもしれません。

その時にとった主人公の行動の中に、その境遇を突破するヒントが隠されているかもしれません。

今まで、小説の登場人物を自分の人生に置き換えて読むことはしてきませんでした。

「小説に生きる」と考えた時、自分の人生に活かすという視点で読むのも、ありかなと思えるようになりました。

共感力と自分の感情をはかる

(3)共感力がつく
ある研究によると、「小説をよく読む人は、共感性タスクの点数が高い」「文学作品を読むと、読後に共感性が高まる」という結果が出ています。小説を読むと、主人公に感情移入しますので、それによって共感力が鍛えられるのです。

「インプット大全」P62

私は、小説を読んでいる時、書かれたことをそのまま受け入れることがほとんどです。

主人公はその手段を選び、その理由が書かれていればそう思うことが多い。あまりそこに疑問を持つことはありません。

疑問を持ってしまうと、納得できずに、前に読み進められなくなります。疑問が浮かんだとしても、その理由すらも想像するようにしています。

一つ一つを疑って読むのではなく、もし、自分がそこにいたらどう思うだろうか、と考えたい。

それに、登場人物の書かれていない気持ちすらも想像して読み進めたい。

これは、実生活でも同じような気がします。

人と会ったときやネットで見る人の行動を見たときも、何をどう感じるのか。

また、共感するだけでなく、自分の気持ちがどう感じているのか、どう変化しているのかも気づけるようにしたいとも思えます。

私の人生を変えたり、助けてくれた本

「小説に生きる」を始めるとはいえ、今までも小説は読んできました。

その中には、人生を変えてくれたり、落ち込んだ気持ちを和らげてくれる薬のような小説があります。

一文物語集 / 飯田茂実

小説「一文物語集」の表紙

一文で完結する物語集です。

この本があったおかげで、創作の再開もでき、精神的に病んでしまった時も心の支えとなってくれた本です。

私自身の行動を変えてくれた本です。この本との出会いが、この作品と同じ一文物語を毎日5年半、書き続けることができました。

5年半の間、自分自身の浮き沈みを経験するも、一文物語がずっとそばで私を見守ってくれていました。

そして、今の私がいます。

満月の夜、モビイ・ディックが / 片山 恭一

小説「満月の夜、モビイ・ディックが」の表紙

「世界の中心で愛を叫ぶ」の著者の作品で、大学生の主人公の青春ロードムービーのような小説。

一人称で、様々な出来事に葛藤したり、気持ちを開放させたりしています。

理由はわからないのですが、かなり落ち込んだ時に読むと、気持ちがリセットされます。

決して明るい物語ではないのですが、出会う人との関わり方に学ぶことがあるような気がします。

私を暗い穴から這い上がらせてくれる小説となっています。

私は、この作品を自分の薬のような本と位置づけています。

活版印刷三日月堂シリーズ / ほしおさなえ

小説「活版印刷三日月堂 雲の日記帳」by ほしおさなえ 表紙

祖父の代で閉じてしまった活版印刷の工房を再稼働させた孫の弓子が、様々な印刷の依頼に答えていくお仕事小説。

この作品の特徴は、依頼する側の人物視点で書かれていることです。

活版印刷に触れることで、依頼者の気持ちが変わり、周囲にもその気持ちが伝播していく。

活版印刷を通して、人の気持ちが変わったり、勇気が与えられたりする様を目の当たりにして、私自身、自分の人生を自分らしく生きていいんだなと、勇気をもらえた作品です。

ブログにも小説の感想を載せています。

4巻の「雲の日記帳」を読み始めたあたりから、「小説に生きる」を意識し始めました。

感想にもその影響が少し出ています。変化の感じられた感想ブログです。

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小説の感想を記録し、振り返りをすることで、変化を感じる

小説を読み終えた後、単に感想を思うだけでなく、記録しておくことも大事だと思います。

得た気づきや学びをメモしておく。

私は、ブログがその記録なっています。ことあるごとに読み返します。

すると、その時、考えていたことと、今の自分との変化に気づけます。

衝撃的なことはずっと覚えていられますが、なかなか細かいことまでは、その時点では覚えていても長期間は難しいです。

私は、「小説に生きる」を実践しながら、ブログにそのプロセスを残しおくことで、振り返りもしていきます。

まとめ

「小説に生きる」を始めて、小説を通して、人生の学びを得て、実生活に生かしていく。

それが、どんな変化や出来事を生むかはわかりません。

これは、その1歩目の記録。

実践していく中で、着眼点や読むべきポイントなどを探っていきたい。

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