糸かがり手製本はん・ぶんこの表紙の切り抜き作業
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ちゃくちゃくと手製本制作が進んでいます。
プリントアウトした表紙と裏表紙を切り抜く作業をしました。
表紙用の紙は、和紙を使用しています。インクジェット対応のOA和紙。
プリント加工されていない素の和紙に比べて、ざらつき感は劣りますが、和紙独特の手触りとぬくもりは感じられます。
長門屋商店から販売されている和み紙を使用。大礼が入っているので、角度によって、羽のような模様が見えます。
私の場合、プリントアウトしてカットするため、データ上に切り抜き用のトンボとガイドを配置して、デザインを作っています。
プリントアウトしたら、だいたい1日ほど、乾燥させています。
切り抜く前に、裏面に厚紙を貼り付けるガイド線を引きます。先に、これをしておかないと、厚紙がまっすぐに貼れなくなります。
四角い線で囲まれたところに、厚紙を貼ります。
四角い線の外側ひと回り分、プリントしています。これは、折り返してのりしろになる部分です。
インクの無駄を最小限に抑えるため、不要な場所はマスクして印刷されないようにしています。
裏面は、しっかり厚紙を貼るガイド線が入っています。
表紙と裏表紙を切り抜きました。
裏表紙も同様に、厚紙を貼るガイド線が入っています。
上下左右を迷わないように、天、小口、ノド、とメモを入れています。
小口は、本になった時に、めくる側。
ノドは、背表紙側を意味しています。
これを間違うと、開く方向が反対になったり、上下が逆さまになってしまいます。
A4用紙1枚から、表紙と裏表紙を切り抜きできます。いまのところ、これが用紙とプリントで一番効率的な型になっています。
次は、切り抜いた表紙と厚紙を張っていきます。
少しずつ、完成に近づいていきます!