神の慮りという詩に二日連続で遭遇し、どんなことが起きても謙虚に、感謝の気持ちをもつようにと言われた気がした。
2018年4月25日、ネットでたまたま作者不明だという詩を読みました。
詩もなるほどなぁ、と軽く読んでいました。
そして、翌日26日、ちょうど読み進めていた本「約束された道:著 岡部明美さん」に、なんとその詩が出てきて、とても驚きました。
翌日だったこともあり、その詩と二度出くわすことになり、余計に印象深い出来事になりました。
ネットと本には、共通点はありません。
直近で、全く別のものでその詩を目にするという偶然の一致。もちろん、偶然に過ぎないのですが、何かそうとも思えない気がしないでもありません。
とても印象的な出来事だったので、その詩と私の感じたことを記事に残しておきます。
詩:神の慮り(おもんばかり)
この詩は、ニューヨーク州立大学院のロビーに掲げられているある患者さんの詩のようです。
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと
神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと
弱さを授かったより偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった人生を享受しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
いのちを授かった求めたものは一つとして
与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた神の意に添わぬものであるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは
すべて叶えられた
私はあらゆる人の中で
最も豊かに祝福されていたのだ「約束された道」P.157〜158より
どんなことが起きても謙虚に、感謝の気持ちを持てと言われた
この出来事を話したら、知人から質問をもらい、改めて自分の気持ちを考えました。
「どんなことが起きても謙虚で、感謝しよう、という気持ちを持つようにと言われた」ような気がしました。
私は、今まで、自分の気持ちを心の隅に押し込み続けて、苦しい状況に陥ってしましいた。
今は、改めて自分を生きようと、自分と素直に向き合うように心がけています。
詩が書かれていた本「約束された道」は、著者岡部明美さんが、大病を乗り越えて、その意味を問い、自分と向き合うことについて書かれている本です。
私は、岡部さんほど大病を経験したわけではありませんが、書かれていることに共感できるところが多々あり、自分を見つめ直す参考に読んでいました。
謙虚や感謝という言葉は、変化して行く自分の気持ちの中で、自然と生まれてきました。
この詩と出会ったのは、再びしっかり意識するようにと言われているようと思えました。
これからどんなことが起きるのかわかりません。きっとそれに備えよと、今回の出来事は伝えてきたのかもしれません。
まとめ
神の慮りという詩は、願いとは逆のものを授かっています。
逆であるからこそ、それとの差を理解することができるのだと思います。
何より、しっかり何かを授かっている気づきが、私はとても素敵な気づきだと感じました。
この偶然の出来事は、私の心に刻まれているので、きっとどんなことが起きても、私は冷静にもう一度自分を振り返ることができるんだと思います。