真っ暗な深海を泳いでいる。内面にある本当の自分に目を向けて

海の中を泳ぐ人

真っ暗な深海を泳いでいる。

深海にいると苦しい時もし、
進んでいるのかどうかもわからない。

ときどき、フワーッと体が軽くなって、自然と上昇する。

新しい海面に出て、新しい空気を取り入れる。

光を浴びたらまた暗い深い海に潜るんだけど、少し楽しく進もうと思えている。

成長した時に感じたこと。

この記事を読んだ時に、そんな風に思った。

「今すぐ結果が出したい」

その欲求は大事なものだけど、すべてを支配されず、

プロセスを俯瞰して一歩一歩を、着実に踏んでいくこと。

とても心に響いている。
この半年ほどかけて、そうあっていいんだと思えるようになった。

私には、明日には素晴らしい結果を残さなければならない、というそんな強迫観念があった。
結果が出せなければ、自分はダメだと決めつける。

今でも「今すぐ結果を出したい」という気持ちもあるが、いったん保留する気持ちになっている。

それは、物事にはプロセスがあるから、一つ一つを確認しながら進めていく。
引用した記事には、陶芸の制作工程のお話がされている。

これって人生でもそうなんだと今では思う。

もし、明日結果が出たら、明後日はどうしたいのだろうか。
明後日は、本当に想像した世界にいるのだろうか。

でも、その結果やフォルムが見えるまでのプロセスには時間がかかる。

自分を成長させていきたいなら、
見るべきは表面ではなく、

その人が行っているプロセスだ。

今すぐ出したい結果は、表面的な想像でしかないと思う。

少し前までの私がそうだった。
他人の表情を伺い、自分の見え方を気にして、自分に嘘をつき、いい人に映るように自分を殺した。

(悪い人ではないのだけど)

もっと内面にある本当の自分に目を向けてあげる必要があった。

本当の自分を見ると、良い部分もダメな部分もある。
ダメな部分を自分で見るのが怖かったし、見られたくなかった。

私には、内側に煮えたぎらせている想像がある。

実は、それと対面するのが怖かった。

でも、それを形にしていきたい。

良い部分もダメな部分もまるっと一つの自分として受け止め、自ら見えない歩みを止めずに、進んでいく。

一歩一歩を意識して、ひとかきひとかき水の形を確かめるように、

真っ暗な深海を泳いでいる。

海の中を泳ぐ人



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ABOUTこの記事をかいた人

2013年6月より毎日、一文だけで完結する一文物語を現在も作り続けて、作品数は1,400本を越える。映像系専門学校を卒業後、システムエンジニア、Webデザイン業を経て、中学生時代から物語を書いて暮らしたいという思いが忘れられず、実現すべく作家活動を行っている。長編ファンタジー小説を執筆中。また糸かがり手製本による製本および作品販売を行っている。