糸用ワックスで、糸のもつれや糸へのダメージを抑えよう!
裁縫や刺繍をする際には、使用されることもある糸用ワックス。
糸かがり手製本を始めるまで、糸用のワックスがあるとは知りませんでした。
糸用ワックスは、布通りをスムーズにしてくれたり、摩擦やほつれにくくしてくれます。
私が糸かがり手製本で使用している糸用ワックスのご紹介します。
糸用ワックスを使用する理由
糸用ワックスは、布通りをスムーズにしてくれます。
私は、もっぱら紙を糸でかがるので、布通りはわかりません。紙に小さく開けた穴に糸を通して引っ張る際の抵抗は、少なからずあります。
糸にワックスを塗ることで、毛羽立ちも抑えられ、紙通りもスムーズになります。
私は、糸用ワックスを使用して良かったことは、糸の絡まりが少なくなったことです。何度も小さな穴に糸を通していくと、自然と回転して絡まってしまうのです。
その回数が少なく抑えることもできました。
それに何度も穴へ通していくので、糸へのダメージも心配でしたが、糸用ワックスを塗っておくことで補強されます。
糸用ワックス
私が使用している糸用ワックスをご紹介。
どのワックスも糸がベタついたりして、手が汚れることはありません。
指先に付くと、少しスベスベ感を感じますが、嫌なベタつきはありません。
THREAD HEAVEN (スレッド・ヘブン)
ゲルのようなワックス。指で糸を抑えて、糸を引いてワックスをつけます。
よく使用するワックスです。
他の糸用ワックスよりは、少し値段が高めです。
[AG002]TOHO THREAD HEAVEN (スレッド・ヘブン)/糸用ワックス[RPT] |
クロバーの糸ワックス
ホルダーが付いているので、人も引きやすい。
スレッド・ヘブンに比べると、少しワックスの付き具合が強め。
クロバー 糸ワックス 57-685 clv ネコポス可 手芸の山久 |
プリム ドイツ・糸用ワックス(ホルダー付きWAX)
こちらもホルダーが付いているので、糸が引きやすいタイプ。
《Prym》プリム ドイツ・糸用ワックス(ホルダー付きWAX)ロウビキWAX すべりや糸補強に大変便利 |
まとめ
糸を繰り返しかがる作業が多い場合には、とても重宝する糸用ワックス。
手製本する際、やはり糸のもつれや糸へのダメージが心配でしたが、糸用ワックスを使用して糸の絡みを解く負担や糸へのダメージ減りました。