「なにがあっても、ありがとう――辛く苦しいことにこそ、誠実に向き合」by 鮫島純子 を読んで、ありがとうは自分の魂を磨く言霊!

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なにがあっても、ありがとう――辛く苦しいことにこそ、誠実に向き合う by 鮫島純子 kindle版表紙
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本書を読んで、「ありがとう」は、自分の魂を磨く言葉なんだと感じました。

単に感謝の意味を持つ言葉ではありませんでした。。

なぜ、この本を読んだかというと、私が毎日ありがとう日記をつけているからです。

著者の鮫島さんは、この本の中で、骨折をしても、「ありがとう」と言っています。そして、詐欺にあってお金を騙し取られても、「ありがとう」と言っていました。

どうして、そんな不幸にあっても「ありがとう」と言えるのか、気になり読みました。

ありがとうは、自分の魂を磨く言霊でした。

目次

本書の構成・目次

目次
  • はじめに「人生の真理」との出会い
  • 第一章 御縁はすべてありがたい
  • 第二章 つらいことにありがとう
  • 第三章 自分は自分、人は人
  • 第四章 私たちは生かされている

「肉体は期間限定、魂は何度も違う環境に生まれ変わり、学びながら成長していく」という、人生の真理

本書は、この考え方がベースになっているため、何度も「魂」という言葉が出てきます。

私は、輪廻転生という考え方に否定的な気持ちはないので、すんなり読むことができました。

御縁はすべてありがたい

この世で、自分の身に起きることには、すべてご縁があると言います。

それは、自分の魂を磨くための訪れるもので、そのことを通じて、気づきや学びを得るのです。

鮫島さんは、ほんのひと時にしか関わりがなかった人にでさえ、「気づかせていただいてありがとうございます」と感謝の気持ちを持ちます。

「ありがとう」は、自分の魂を磨き、自分を救い、幸せを呼ぶ魔法の言葉。

夫の役割、妻の役割

私は、結婚をしておらず、結婚をしたら、相手とどんな関係を築けばいいのか、正直わかりません。

本書では、夫婦に関する項目があり、とても素敵な視点を得ることができました。

お互いに、夫婦は思いやりの練習台という意識を持てば、そんな状態は避けられるのかもしれません。

思いやりの練習台という意識は、相手の気持ちにどこまで気づけるか。まさに感謝の気持ちを持つことだと思いました。

魂を磨くという観点に立ち帰れば、夫婦というものは、互いに魂を磨き合うにふさわしいパートナーなのだなと気づきました。

つらいことにも、ありがとう

著者の鮫島さんは、骨折をしても「ありがとう」と言っています。

そんなつらい目にあえば、気分は沈み、誰かのせいにしたり、自分の行動を後悔するでしょう。

病気やけがは、その長い魂の歴史の中で、恨みや憎しみなどネガティブな意識がつくってしまったエネルギーが今生で現れて消えていく現象だといわれています。

そして、病気やけがが現れたことで、それ自体の役目は終えるため、そのことに「ありがとう」と言うのだそうです。

身にふりかかった災難は、なんで自分が、と思うこともしばしばあります。

しかし、それを乗り越えられるからこそ、起こり、よりよい自分に導いてくれるのではないかと、私もよく思うようになりました。

とはいえ、鮫島さんのように、怪我をした時に、ありがとうとその時にはまだいえないと思いますが、強く意識していきたいと思わせてくれました。

自分は自分、人は人

他人の幸せを眺めてうらやむより、「自らの学習のために、自分がこの境遇を選んだ」と自覚し直し、自分が今どう生きるかを大切に考えたいものです。

魂のレベルで、どう生きるのかを考えるために、今ここにいるようにも私自身思う時があります。

それは、日に日に強く感じるようになり、本書を読んで腑に落ちるところです。

人と比べるより、「昨日の自分より今日の自分は、一歩でも二歩でも前に進めた。ありがたい」と、自分の心を内観しながら、感謝して生きていきたいものです。

もともと私自身、「ありがとう」となかなか言うことができませんでした。

気恥ずかしさ、クールな人間を装いたい意識がずっとありました。それもあって、ありがとう日記をつけるようになりました。

その甲斐もあり、自然と「ありがとう」と言えるようになり、様々な気づきを得ることもできました。そして、以前に比べると周囲と比較することが減ったなと、改めて感じました。

まとめ

「ありがとう」は、自分の魂・心を磨く言霊。

本書は、鮫島さんの磨かれた魂から発せられた言葉が並んでいる印象を受けました。

読んでいるだけで、心が磨かれて行くようでした。

しかし、「ありがとう」という行動、思いが自分の魂を磨くのだ思います。

普段の行動と、毎日つけているありがとう日記の参考に、「ありがとう」をより強く意識していきます。

この本に出会えたことに、ありがとう!

著:鮫島 純子
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