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文章を書くときに、よく言われる「読者のことを考えて書け」の意味が、わかりやすく書かれている。
「文章は、サービスである」
上手く例えてくれたアドバイス。やっと附に落ちた。
文章術の本というよりは、文章を書くうえで、意識・マインドを刺激する内容が詰まっている本だった。
中でも、特に刺激を受けたことをご紹介します。
読んでいる人のことをいつも考えること
本書では、これがすべてだと言う。
いや、これが難しいわけである。
ただ、「文章はサービス」と、表現してくれたおかけで、全体像がつかめた。
サービスの意味の中で、
「自分の言いたいことを、いったん曲げてでも」
という含みが、読んでいる人のことを考えろ、というごく当たり前で難しい意識をわかりやすくしてくれた。
ポイントは、「いったん」という言葉。嘘を書け、というわけではなく、サービスをする側に立つとわかりやすい。
読み手にまず何を伝えるのか、意識する。
やはり最後は、文章は本心で書く必要がある。
そうでなければ、力が込められない。
著者は、雑誌のライター。
雑誌に限らず、ブログやSNSでも同じだなと感じた。
特にブログは、漢字が多かったり、改行がされていないと、画面の密度が濃い。
スマホで見たときには、どんなにいいことが書かれていても、読もうという気が減ってしまいます。
漢字を少なくして、改行して、レイアウトとしても、余白をとって余裕をもたせる方が読みやすい。
やたらむやみに、ひらがなで、改行をすれば言い訳ではない。
媒体に合わせて、「読み手のことを考えて」文章を書こうというのだ。
文章の精度をあげようとするなら、それは自分で使う言葉を選ぶしかない。
もちろん語彙を増やす努力は必要です。
でも、いざ文章を書くときになって、急に語彙を増やすことはできない。
無理に使った言葉は、使いこなせておらず、どこか説得力がなく、浮いてしまっている。
これは確かに、と納得しました。
私もブログを書いてきて、そのことがだんだんとわかってきました。
今以上の語彙で、書こうとするのは、無理をしている。
それよりも、今の手持ちの言葉で伝えるのが、読者のためだと認識しました。
勇気をもらった一文でした。
「考えていなかったことを書いたら、もともと考えていたものが壊れてしまうのではないか?」
私は、そんな不安にいつも襲われます。
しかし、それは、つまらない、という。
つまり、頭で考えた文章はつまらない。
文章を書いている最中に、新しいアイデアが浮かんで、それを逃してはならない。
そうすると、自分が書いたとは思えない文章が面白い、と著者は強く訴える。
文章は、スポーツと同じで、体で書くもの。
「体を動かして理解していくように、考える時間ばかりとらず、いますぐ書く!」
私自身、耳が痛い。
でも、たまに考えていなかった文章が出てきたとき、すごく良いと思えることがあります。
大事にしていきたい。
読む人のことを考えて書く。文章は、サービスである。
そして、「いい文章を読む」「とにかく書く」ことを頭に焼きつけられた。
文章を書くうえでの刺激的なマインドを知れる唯一の本、と言っていいかもしれない。
文章が書けなかったり、文章で悩んでいたら、解決のいとぐちが見つかるオススメの一冊です!
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