潜在意識をとことん使いこなす by C・ジェームス・ジェンセン を読んで、古い思い込みを更新して新しい自分にアップデート!

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潜在意識をとことん使いこなす by C・ジェームス・ジェンセン
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「自分を生きる」発端となった、心を知る最初に読んだ本です。

ボリュームのある内容でしたが、とても読みやすくわかりやすかったです。

まず、意識には、2つあります。顕在意識と潜在意識。
(本書では、もう一つ、潜在意識に近い意識も解説されています)

顕在意識は、自分で自覚できる意識。

潜在意識は、自分で自覚できない意識。

この二つの意識は、別々のものではなく、異なる働きをする2つの層がある、と解説されています。

潜在意識というもの知り、正しく使うことで、心から自分を変化させることができるのだな、と本書を読んで感じました。

目次

21章からなる構成は、潜在意識を知り、使いこなす手順となっている

本書は、21章もあるので、とてもボリュームのある本。

その章タイトルを書き出してみました。潜在意識の説明や、潜在意識を使いこなす理論やワークの方法が挙げられています。

  1. 心の中には「宝の箱」がある
  2. 自分の心を上手に操る技術を学ぶ
  3. 「心の声」が人生の「結果」を左右しているという事実
  4. 自分を変える方法を学ぶ
  5. 潜在意識が起こす奇跡は誰でも体験できる
  6. まず習慣ができる。そして、習慣が人をつくる
  7. 意識と潜在意識の関係を徹底的に理解する
  8. アファーメーションで潜在意識を再プログラムする
  9. 望むものを手にするカギは「できるだけクリアなイメージ」
  10. 正しい自尊心が潜在意識の力を増幅させる
  11. 潜在意識があなたを癒す
  12. すべてを生み出す「超意識」の存在を意識する
  13. 人生のあらゆる問題を超意識の力で創造的に解決する
  14. 人が失敗する主な原因は「自信のなさ」と「頑張りすぎ」
  15. 「富は心の中にある」と知る
  16. 幸福を「習慣」にしてしまう
  17. 「黄金律」意識にどのように作用しているか
  18. 潜在意識の力で「人類最大の敵」を克服する
  19. 不安に対処するための「工具」をうまく使う
  20. 感情をうまくコントロールして人生を変える方法
  21. 私たちの意識が現実や外の世界を作り上げている

潜在意識は、自分のすぐそばにいる

その存在を感じとることはできませんが、自分の意識したことを常に感じ取ってくれています。

私たちの潜在意識はつまり召使いであり、意識に仕えるのが仕事なのだ。

あなたは、船を操縦する船長のようなものだ。船長は適切な命令を下さねばならない。それと同じように、あなたも、適切な命令(思考やイメージ)を潜在意識に伝える必要がある。潜在意識はあなたの経験のすべてを決定し、調整しているのだから。

ただし、自分が意識したことが良いも悪いも関係なく、自動的に受け取ってしまうみたいなのです。

反論はいっさいしてこないのです。強く印象付けられたこと、自分が意識したことをそのまま受け入れてしまいます。

だから、気づかない存在だったのです。

自分の中にある習慣、思い込みは、自分が作り出したもの

私たちはみな、過去の経験や、ある事柄について集めたデータを、それが正しかろうが間違っていようが、主な判断材料として決断を下している。

潜在意識は、受け取った事柄を集積していきます。

自分の行動は、この潜在意識に蓄えられた情報によって決められているようです。

その情報は、前項に書いた意識から良い悪い関係なく受け取られた情報のことです。

習慣で行なっていること、無意識な思い込みも、実はすでに古くなった情報かもしれません。

昔は、良かったが、今では良くないものになっていることを潜在意識は持ち続けているのかもしれないのです。

古い思い込みをアップデートすることで、自分もアップデートできる

本書「潜在意識をとことん使いこなす」では、潜在意識が受け取る情報を新しくすることでアップデートできると言っています。

潜在意識は、意識から自動的に受け取るので、その意識を変えれば、潜在意識にたまる情報も変わってくるのです。

本書では、そのワークをアファーメーションと呼んで、その方法も解説しています。

実際、私もアファーメーションのワークを取り入れて、苦しく塞ぎ込んでいた心を少しずつ変化させることができました。

もちろん、これだけで変われたとは思ってもいませんが、この潜在意識が、自分の中に心があることを知ったことで、様々なことに挑戦できたのだなと思います。

なかなか変えられない習慣も、潜在意識を意識することで、少しずつ変化させることができるのだなと、本書と自らの実戦で、感じることができました。

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